ふんわりリボン  こんにちは

 

昨日の【ゆであずき】のお話(ご存知ない方は⇒こちら)に

 

  「隣の奥様のお家の小豆は大丈夫だったんでしょうか・・・そっちも気になります(^_^;)」
  「他の人に分けなかったのでしょうか?」
  「その人お汁粉にして食べちゃったのでしょうか?」

 

という、ご質問(質問とは言わないと思いますが・・・)を、いただいたので、

後日談を・・・

 

じつは、昨日・・・

義実家の姉が、「ゆであずき」を持ってやってきました。

 

「ううう・・・また、【ゆであずき】!! 今度は大丈夫なんだろうか?」 (T▽T;)

 

と、思いつつ、ありがたく頂戴しようとしていたら・・・

 

「COCOさん・・・

 土曜日だったかな、おばちゃん(隣の奥さん)が、【ゆであずき】持ってきたでしょ?

 食べてないよね?」

 

隣の奥さん・・・旦那側の『伯母』にあたる人なので、返答に困ったのですが、

「食べてないよね?」って言ってるから、たぶん義姉も(ムシ)に気づいているのだろうし、

ここは思い切って本当のことを言おう!

と、意を決して、かくかくしかじかと・・・

 

すると・・・

 

「そうなのよ!たぶんCOCOさんのところに持ってきた後に、

 うちにも持ってきたんだと思うんだけど・・・」

「え?お義姉さん・・・まさか食べてませんよね?」

「食べないわよ!あんなの気持ち悪くて食べるわけないじゃない」

「そ・それならいいんですけど・・・」

「でも・・・」

 

義姉の話によると・・・

 

あの日(土曜日)・・・

隣の奥さんは、15時少し前に

義実家(隣の奥さんにとっては実家)に【ゆであずき】をもっていったそうです。

 

ちょうど15時少し前だったこともあり

「まあ!ちょうどよかった!! じゃあ、これお汁粉にして3時のお茶にしましょう!

 すぐにできるから、おばちゃん・・・お炬燵(こたつ)に入ってお母さんと一緒に待ってて!」

と、リビングの炬燵に、義母(義姉にとっては実母)と伯母を残して、キッチンへ・・・

 

「もらった【ゆであずき】に水と砂糖を入れて火にかけて待つこと数分・・・

その間に「お餅」を焼いてお鍋に戻ってみると

コトコトと沸騰したお鍋のなかに「白ごま」「黒ごま」のようなものがたくさん!!

 

「おばちゃん、お鍋をきれいに洗わなかったのかしら?」

「まさかムシってことはないよね?」 

「あああ・・・でもこれ、たぶんムシだわ!」

 

って、思って・・・

どうしようかと考えていたら、リビングから義母が

「〇〇〇!まだ、【お汁粉】はできないのかい?」と・・・

そして、伯母の

「柔らかく茹でてあるんだから、時間はかからないだろ?」という声も・・・

 

そして・・・

 

「あの【あずき】は、〇〇ちゃん(ご近所のおばさん)に少し前にもらったやつなんだけど・・・

  何度も煮るのは面倒だから、大きな鍋でもらった分全部まとめてに煮たからかね?

 やけに煮えるのに時間がかかったんだよ。

 で・・・たくさんできちゃったものだから、

 ここの家とCOCOさんのところと、××ちゃんとこと・・・」

と・・・

 

たくさん煮たので、骨が折れた話と、ご近所数軒に配って歩いた話を

義母を相手に得意げにしていたのだそうです。

 

「え~~~!!!このムシだらけの【ゆであずき】を、ご近所に配って歩いたって?」

 

それを聞いた義姉は、

「ここで、【ゆであずき】がムシだらけだと、伯母に伝えるかどうか」

迷ったそうです。

伝えたら、配ったお宅全部に謝りに行かないといけなくなる。

 

このくらいのムシ、食べたってどうってことはないだろうし・・・

おばさんは、『知らなかった』ことにしたほうがいい!

 

と、考えて

義母と伯母に、ごくごく普通に「お汁粉」を持っていったそうです。

 

義母と伯母は、

「美味しい、美味しい」と、おかわりまでして完食・・・

 

途中、

 「〇〇〇も一緒に食べたら?美味しいから・・・」

と、誘われたそうで・・・一瞬、これは自分も食べたほうがいいのではないかと思いつつ

「美味しいなら、おかわりしたら?」

と、二人に全部食べさせてしまったそうです。

 

結局、義姉はムシだらけのお汁粉を食べずに終わったそうですが、

 

「でもね、お汁粉・・・いい匂いだったんで、わたしも食べたくなっちゃって・・・

 昨日、【あずき】を買ってきて煮てみたの!

 これは大丈夫よ!煮ながらよく見てたから・・・」 

 

「あ、はい・・・」

 

「で、お義母さんや伯母さん・・・大丈夫だったんですか?ご近所の皆さんも・・・」

「大丈夫だったんじゃない?

 二人とも何も言わないし・・・食べたことさえ忘れているから平気よ!」

「え?」

「配った先も忘れているみたいだから・・・COCOさんも忘れてね!」

 

それでいいのか・・・

いや、変に波風を立てるより、

たぶん義姉の言う通り、忘れるのが一番・・・かも知れない。(^▽^;)