ふんわり風船ハート  おはようございます。

 

今朝、新聞に「教師が選んだ10代に薦めたい泣ける本・ベスト10」というのが

掲載されていました。

 

① アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス)

 

 

 2002年にユースケ・サンタマリアさん主演

 2015年に山下智久さん主演

 で、TVドラマ化された作品です。

 

② 塩苅峠 (三浦綾子)

 

 

  北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、

  愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。

  時代背景が明治末年なので、現代の中高生が感情移入できるかどうか疑問ですが・・・

 

③ 手紙 (東野圭吾)

 

 

  2006年に山田孝之さん主演で映画化された作品です。

 

④ 西の魔女が死んだ (梨木香歩)

 

 

  日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞受賞。

  2008年に映画化

 

⑤ 火垂るの墓 (野坂昭如)

 

 

  これはもう、言わずと知れた・・・ですよね。

 

⑥ 神様のカルテ (夏川草介)

⑦ 君の膵臓を食べたい (住野よる)

⑧ その日のまえに (重松清)

⑨ 旅猫リポート (有川浩)

⑩ 十二番目の天使 (オグ・マンディーノ)

 

比較的新しい作品が多い・・・

そして、映像化されているものが多いとはいえ、

名作といわれているものがずらーーーっと・・・

(「塩苅峠」が出てきたことにちょっとビックリしましたが、ちょっと年配の先生の意見かな)

 

「10代に薦めたい」と、一言に言っても、10代って幅が広いですからね・・・

小学校高学年・中学生・高校生・大学生にいたるまで網羅しようと思うと、

やっぱりこういう選択になってしまうのかな?

中学校・高等学校の先生が生徒に読んでほしい本という基準で選んでいるようですし・・・

 

いずれにしても・・・

「泣ける本」って、先入観を持たせるような表現はどうなのかな?

同じ本を読んでも、心に触れる部分は人それぞれだと思うし・・・ね!

 

乱読派・COCOといえども

読んでない本ももちろんあるのですが・・・

この中で、小学校高学年のお子さんにお薦めを選ぶとしたら、この2冊かな・・・

お子さんの理解度にもよると思いますが、(火垂るの墓以外の)その他の作品は、

小学生にはちょっとむつかしいような気がします。

 

① 十二番目の天使 (オグ・マンディーノ)

 

 

② 旅猫リポート (有川浩)

 

 

「十二番目の天使」は、小説も出版されているのですが、

この「ジュニア版」が、読みやすいと思います。

 

「旅猫リポート」は、もう少し小さいお子さんを対象とした、

「絵本・旅猫リポート」も出版されています。

 

※ 「火垂るの墓」は、たぶんすでにDVDや映画でみたお子さんが多いと思い、外しました。

 

秋の夜長・・・

こんな本を読んで、感性豊かに成長してほしいと思うのが親心なのですが・・・

当の子供のほうは、文芸作品よりもラノベ(ライトノベル)

ラノベよりも、コミックなんですよね・・・悲しいことに。(_ _。)