長男・ニイニャのお話です。
1年前に大学生になってから、某進学塾で講師のバイトをしています。
昨年度1年間は、高校生の個別指導を中心に、
こちら(COCO家の地元・ミクニャが通っている教室)に在籍していたのですが、
やはり、通勤が大変だったようで、学生会館のある駅前の教室への異動希望を出していたようです。
で・・・
今月から、希望通りに、学生会館から自転車で20分ほどの教室で
中学1年生のグループと、小学生の個別指導を担当することになったそうです。
話を聞いて笑ってしまったのが、
先週、小学1年生の1対1の個別授業を担当したのだそうです。
何を教えたのかと尋ねたら、
「80分間・1コマで。。。国語は、『あいうえおのうた』 算数は『数のかぞえかた』を・・・」
「あいうえおのうた???」
「あやとり いすとり あいうえお~ っていうやつ!」 (⇒ あいうえおおのうた )
「それを???」
「最初にオレが1行読んで、続いてその子が同じところを読んでってやって・・・
授業の最後には、一人で音読できるようになったけどね!」
「・・・・・・ で、『数のかぞえかた』っていうのは?」
「あああ・・・テキストにね、『クマノミ』が何匹か描いてあってね・・・それを指さしながら
クマノミさん、何匹いるかな~?先生と一緒に数えてみようね~~!1匹・2匹・・・
って、一緒に数えて・・・
じゃあ、クマノミさんと同じ数だけ、クマさん(あっ、クマさんもテキストに描いてあるんだけど)に
色を塗ってあげよう。
1匹・2匹・・・ってやったの」
「・・・・・それ、あなたが?」
「そーよ!!!」(←女言葉になってるし・・・wwww)
とりあえず、その小学生は非常に楽しそうに授業を受けて帰った挙句・・・
おかあさまも非常に喜んでくださり、
「次も是非、〇〇先生(ニイニャです)に・・・」と、おっしゃっていただけたとか?
ニイニャ自身は・・・
高校生に難しい微分積分教えて1コマと・・・「あいうえお」の読みかた教えて1コマ・・・
同じ時給貰えるなら、「あいうえお」のほうがずっと楽でいいじゃん!
と・・・
まあ、そういわれてみればそうなんだけどね・・・
子供のころにさかのぼって考えても・・・
5歳年下のミクニャに勉強を教えたこともなく・・・
(お世辞にも)優しいお兄ちゃんとは言い難かったニイニャが
小学1年生相手に「じゃあ、先生と一緒にクマノミさん・・・数えてみよう~~~!」なんて
いっている姿を想像しただけで笑ってしまいますが・・・
確かにニイニャの言うように、
どんな内容でも(?)1コマに変わりはないし、
教えた生徒が楽しく(小学1年生ですからそれで充分だと思う)授業を受けられたのなら
それでOKかと・・・
いやーでもね・・・
いつも、偉そうなことを言っているニイニャがスーツ姿で、「クマノミさん」を数えているところ、
コッソリ覗いてみたいわ~~~(笑)