必然という名の偶然 (実業之日本社文庫)/実業之日本社
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

結婚式会場から姿を消した花嫁が。
見知らぬマンションで夫が、名簿に名を連ねる同窓生たちが。
嵐の夜に学校で妻が…
。“腕貫探偵”シリーズでお馴染みの“櫃洗市”で、住人たちが次々に変死する。
腕貫さんなくして謎は解けるのか?
大富豪探偵・月夜見ひろゑが驚くべき方法で事件解明に挑む!
殺人街と化した櫃洗市での奇妙・珍妙な事件を描く連作ミステリ6編。


うーん、期待外れだったかな…・(苦笑)


内容以前の問題なんだけど・・・


登場人物の名前が憶えづらいというか・・・なんでこんな変な名前を付けるの?


こだわりがあるわけ?というような、COCOの人生の中で出会ったことがない様な名前ばかり。


ただでさえ、わけのわからない名前なのに、


どうやら作者は登場人物同士が「あだ名」で呼び合うことが友達としては当たり前だと思っているらしい。


たとえば・・・


「恵本角樹(えもとすみき)」なら「恵本」でいいのに、会話の中でわざわざ「ケーカク」・・・


「岡館眞人(おかやかたまさと)」なら「岡館」でいいのに、「オヤカタ」・・・


「刑事唯徳(おさかべ・・・・)」なら「刑事」でいいのに、「ケージ」とか・・・


確かに実生活ではこんな風にアダナで呼び合うこともあるかもしれないけれど、


小説なんだから、漢字で苗字か名前だけ書けば誰だかわかるわけだし、


親しい友人同士だということを強調したいのかもしれないけど、


「恵本=ケーカク」って頭にインプットして読み進めなければいけない意味が全く分からない。


短編だからね~インプットしきれないうちに、話が終わってしまって、


えっ?この犯人ってどの人?って・・・(爆)



それから・・・毒舌すぎるかもしれないけど、一応(?)ミステリーなのに


謎解きが中途半端で終わるものばかり・・・


作者が「小説の中に読者を置き去りにした」っていう気持ちで、


こういう半端な終わり方にしているのだとしたら、ちょっと勘違いしているんじゃないかなぁ~?


って思う。


特に、「突然、嵐の如く」という話の展開&結末は不愉快極まりないというのを通り越して、


読むんじゃなかった・・・って後悔。(x_x;)


お勧め度・・・上の文章から想像してください。(苦笑)