肉小説集/KADOKAWA/角川書店
¥1,512
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内容(「BOOK」データベースより)

豚足×会社を辞めて武闘派として生きる元サラリーマン。
ロースカツ×結婚の許しを得るべくお父さんに挑むデザイナー。
角煮×母親に嫌気がさし、憧れの家庭を妄想する中学生。
ポークカレー×加齢による衰えを感じはじめた中年会社員。
豚ヒレ肉のトマトソース煮込みピザ風×片思いの彼女に猛アタックを試みる大学生。
生ハム×同じ塾に通う女の子が気になる偏食小学生。
肉×男で駄目な味。
おいしくてくせになる、絶品の「肉小説」


タイトルだけ見ると、「肉の部位の説明書ですか?」って感じなのですが、

普通の短編小説集です。

「あとがき」を読んで知ったのですが、筆者が肉屋さんで

「壁に貼られた豚肉の部位図」をみて「ああ、これが目次だったら面白いだろうな」と思ったのが

この連作集を書くきっかけだったそうです。(笑)

1つ1つの作品が、その肉の部位を使った料理がきっかけになっているところが面白い・・・ww

とんかつ屋のカウンターで義父と二人でビールを飲みながら「豚ロースカツ」を食べている主人公が

記憶を遡ったり、思いをはせたり・・・

でも・・・だれでも料理にまつわるエピソードというか、

その料理を前にすると思い出す出来事とか、ありますよね。

結構、どこにもありそうな話なのですが、それをちょっと誇張気味に書きつつ

ほろりとしたり、共感したり…そして最後には、でも現実ってやっぱりこんなものだよなぁ~

って終わる感じの話です。

個人的には好きですよ! この手の話・・・(笑)



そういえば、こうやって毎日のように(というか多い日は、日に何本も)BOOKSネタを書いていると
ライフのお庭などで会う方などに
「COCOさんって、超奥様で家のこと何もしなくていいとか?よく時間がありますよね・・・」
って、聞かれることがあるのですが、

いえいえ・・・
家のこともきちんと(とは、言い難いけど?とりあえず家族から苦情が出ない程度にやってる)
普通の主婦です。

(家族曰く)普通の方よりちょっと本を読むスピードが速いことと、
なにより、「時間は自分で作るもの」だと思っているので・・・
ライフやワールドの攻略記事なんか書いていると、PCに張り付いて、
夢中になってゲームをやっていると誤解されることも多いのですが、そんなこともないです。
たぶん・・・みなさんが想像している以上に、PCの電源を切っている時間は長いし、
みなさんが、COCOがピグであそんでいると想像していらっしゃる程度の時間を、
読書をして過ごしていると思っていただけば、間違いないのではないかと・・・(笑)

そうそう・・・
これでも「読書>ピグ(ライフ・ワールドも含む)」なので、読みたい本がある夜には、
容赦なく(?)PCの電源を切って、ベットに潜り込んで本を読んでますよ!www