大人買いしたSTシリーズ・・・懲りずに読んでます。(笑)
きのうは外出で、片道2時間・・・自動車に乗っていたので、
往路2時間フルに読書に費やしました~ww
(その代り、復路2時間は、ドライバーでしたが・・・)
- ST警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル (講談社文庫)/講談社
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内容(「BOOK」データベースより)
密室状態のマンションの一室で、若者4人の死体が発見される。
彼らは皆新興宗教団体の信者たちだった―。
集団自殺と片付けられかけたが、STは他殺の可能性を追う。
入り組んだ宗教団体内の人間関係と、揺れ動く人間心理。
僧籍を持つST山吹が、事件だけでなく人の心の裏側を解く、「色シリーズ」第3弾。
今回の話・・・好きです!
警察の話というよりも、人間のあるべき姿(?)を垣間見るような作品でした。
ドラマの原作なのですが、
重視しているポイントがドラマとは違います。そして本のほうがドラマの数倍良いと思います。
「こちらが自然の流れに身をゆだねていれば、
不自然な動き方をするものが見えてくる・・・」
って、僧籍をもつSTのメンバーの一人のセリフなんですが・・・
言われてみればそうなんですよね。
この作品のポイントは、まさにその一言に尽きるという感じ・・・
このシリーズって、警察のストーリー(いわゆる刑事もの・推理小説)とは切り口が違います。
最近の推理小説って、
あと出しジャンケンみたいに、
「実はこうだったんです~」
みたいな終わり方をするものが多いように思うのですが、
STのメンバーの一言一言がさりげないヒントになっていて、
そのヒントが結構奥が深いんですよ~~~
そして今回も・・・(ドラマ以上に)悲しい悲しい結末です。
このシリーズ・・・はまります。
大人買い成功って感じです!ww