大人買いSTシリーズ4冊目です。


ST警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル (講談社文庫)/講談社

¥669
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内容紹介

大学病院に搬送された男が急死した。
医療ミスを訴えたものの民事裁判で敗れた遺族が刑事告訴をしたため、STが捜査を開始する。
その大学病院で研修医をしていたSTリーダーの法医学担当・赤城左門は、
捜査の過程で、封印していた自らの過去と対峙する――。
感動のラストが待つ好評「色シリーズ」第2弾。


TVドラマの第6話の原作本らしいのですが・・・
まったく違う話と考えたほうがよさそうです。

STメンバーの法医学者「赤井左門」が主役の話なので、「赤の調査ファイル」

TVドラマ同様、医療現場の現実や医療事故がテーマなので
この話が原作と位置付けられているのでしょうが、
TVドラマよりもずっとずっと重く、ずっとずっと重大な課題を突き付けられるような展開
意外な結末には感動というより悲しさを覚えました。


でね・・・
じつはこの前に「黒いモスクワ」(STシリーズ第3弾)を読み始めたのですが、
前置きと背景の説明が長すぎて、飽きちゃったので(苦笑)
先にこちらを読みました。
こちらはあっという間・・・
昨夜読み始めて、数時間で読み終えてしまいました。
圧巻です。