先日読んだ 「イン・ザ・プール」  の続編です。


空中ブランコ (文春文庫)/文藝春秋
¥562
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内容(「BOOK」データベースより)

伊良部総合病院地下の神経科には、
跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。
この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?
直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。



感想・・・

前作同様、伊良部先生が信じられないくらい「暴走」するのですが・・・

子供のように天真爛漫(?)で悪意がなく・・・

そしてやっていることは支離滅裂なのに、すこしずつ患者の信頼(?)を得て、

心の病を癒してしまうという・・・トンデモぶりに爆笑。

でもこれ、2004年の直木賞受賞作なんですよね?

COCO・・・・

ここ数年の直木賞作品はほとんどすべて読んでいて、

う~~~んと首をかしげてしまう作品が多かったのですが、

この作品の直木賞受賞は、単純に(?)納得!!

期待を裏切らない、シリーズ第2段でした。