長編、何冊か読みたいものがあるのですが、


そろそろ旦那も夏休みで・・・まとまった時間が取れないので、しばらくは短編で我慢!


ということで、これ(↓)を、読んでみようかと・・・


少し前に新聞の広告(?)を見て、読んでみたいと思って購入してあったものです。


家日和 (集英社文庫)/集英社
¥518
Amazon.co.jp

内容(「BOOK」データベースより)

会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。
内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。
急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。
日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、
少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは…。
今そこに、あなたのそばにある、
現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。



感想追記

昨夜、ベットに入って読み始め・・・

時間がたつのも忘れて、2時間強で一気に読み終えてしまいました。

とっても面白かったです。

それぞれの短編に登場する人物たちには共感できる部分が多々あり

「ああああ・・・わかるわかる!」

と、予想を裏切らない(ある意味、ごくごく普通の)展開なのですが、

どの作品も読み終えたところでホッとするのは、結局みんな「家(家庭・家族)」を大事に思っていて

それなりに暴走したり、わがままを通したりしつつも

最後は「家(家族)」をお互いに思いやる気持ちに帰り着くからかなぁ?


ただ・・・

最初の作品に登場する夫婦の「その後」がものすご~~~く気になります。

奥さん・・・あれ、売っちゃって大丈夫だったんだろうか~~~?

かなりドキドキ・・・(苦笑)