プライベートなお話です。

ピグのゲームとは全く関係のないお話なので、興味のない方はスルーでお願いします。



昨夜、旦那と二人で先日録画しておいた「阪急電車」の映画を観ました。


ま・・・


もともと原作を読んでいるので、「ちょっと違うかな?」と思う部分もありましたが、


とりあえず「映画化したらこの程度よね・・・」という範囲内???




で・・・


思ったのですが、


COCOも旦那も本が好きなので、二人ともよく読書をして過ごします。


COCOは小説が好きで、実用書(政治や経済の話)はほとんど読みません。


旦那は反対に、政治や経済の話が好きで、小説はほとんど(いや・・・たぶん全く)読みません。




こんな言葉はないと思いますが、


「小説脳」というのがあるような気がします。


小説を読む中で、作者の描写から情景を想像し、行間から、登場人物の心を読み取るという


いわゆる想像力ですよね・・・


同じ文章を読んでも、読む人のそれまでの経験や価値観などによって


受け取り方は様々で・・・それはそれでよいと思うのですが、


ひとくくりに読書と言っても・・・


日頃、現実的な「政治や経済の本」ばかり読んでいる旦那はその「小説脳」の働きが


COCOとは違うんじゃないか??


と、思いました。




男性と女性という違いもあるとは思うのですが、


結論から言えば、旦那は登場人物の「行動」そのものとそこから派生する「結果」に目が行き・・・


COCOは登場人物の「心の動き」に目が行き・・・


同じ映画を一緒に観ているのに、見えているものが全く違うということ・・・ww




この「阪急電車」を見終えた後に旦那が


「結局、このお祖母さんが一番立派だったってことだよな!」と・・・


いや、確かにそうかもしれないけど・・・この映画が言いたいことってそうじゃないんじゃない?


なんか・・・もっと漠然としたもので


誰が立派で誰が間違っているとか、そういうことではなくて


その電車に乗り合わせた人たちのそれぞれのドラマと心の動きと・・・


そういうものを一つ一つ紡いでいくようなそういう映画だと思うし、


道徳の授業ではないのだから・・・


そんな結論は要らない気がするんだけど、違うのかなぁ~~~??




と・・・


そこで母としてのCOCOは思ったわけです。


息子たちが、将来(いや、もうすでにかも知れないけど・・・)彼女とデートで映画を観に行ったとして…


映画を観終わった後に、喫茶店やレストランで


「善悪」「白黒」とか、そういう結論を彼女に語ったらデートの雰囲気ぶち壊しになるんだろうなぁ~


 「いい映画だったよね~」


 「あの場面がジーンときたね」


 「あのセリフ・・・ちょっとグサッときたよね」


 「あの二人、これからどうなるんだろうね~」


とか、そんな日本的な(玉虫色の)言葉で映画の話が出来る男性になってほしいなぁ・・・


そして出来れば、そこから一緒に話を膨らませることが出来る女性と付き合ってほしいなぁ・・・


って・・・


まあ・・・理想ですけどね!www