数日前に予約してあったこちら(↓)昨日(13日に)電子書籍に配信されてきました、


星々たち/実業之日本社

¥1,512
Amazon.co.jp

内容紹介

いびつでもかなしくても生きてゆく
『ラブレス』『ホテルローヤル』の桜木ワールドを凝縮。
直木賞作家による珠玉の作品集

奔放な実の母親とも、二度目の結婚でさずかった実の娘とも生き別れ、
昭和から平成へと移りゆく時代に北の大地を彷徨った、塚本千春という女。
その数奇な生と性、千春とかかわった人々の哀歓を
研ぎ澄まされた筆致で浮き彫りにする九つの物語。
桜木紫乃の真骨頂がここにある!


「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した、桜木紫乃さんの最新作です。

「ホテルローヤル」は、どうしてこれで直木賞?

と、首をかしげたくなる感じ(COCO的には、駄作という印象)だったのですが、

でもまあ、作風としては嫌いではないので・・・とりあえずもう1冊読んでみようかと・・・

というわけで、先日から読んでいた「ドルチェ」はちょっとおやすみです。(笑)



感想追記・・・

珍しく、読み終えるまで10日も費やしてしまいました。

プライベートが忙しかったというのもあるのですが、なんだろう・・・

重い・・・そして暗い話の連続で、胸が苦しくなりました。

「ホテルローヤル」の時にも、あまり快い読後感ではなかったのですが、

こっちは「あまり・・・」ではなく「かなり・・・」

最後の「案山子」という話で、

少しずつ上を向いて歩いていくようになったところで終わるのがせめてもの救いかなぁ・・・

「千春」という女性に関わった人々の物語なのだけれど・・・

「千春の物語」「千春の母の物語」「千春の娘の物語」が順不同(?)の短編として綴られる

連作集なので・・・

時間系列が理解しづらくて、あああああ・・・ここでつながるのかぁ?

っていう感じ・・・

感動とか・・・そういうこととはあまり関係のない作品・・・?(苦笑)