今度はこんな本を読んでみようかと思います。


タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)/東京創元社
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内容紹介

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。

シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。

そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。

常連の西田さんが体調を崩したわけは?

フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?

絶品料理の数々と極上のミステリー。



料理とミステリーって・・・


なんか2時間ドラマの「〇〇グルメツアー殺人事件」みたいな感じなのかなぁ?


と、勝手に想像していますが、全然違っていたりしてね!(笑)


感想追記・・・


いや・・・「〇〇グルメツアー殺人事件」とは全く違いました~~~


いい意味で裏切られたって感じかな?


お客さんのトラブル(というよりちょっとした出来事)の原因・理由を


観察力の鋭いシェフが、シェフならではの着眼点から解き明かしていく・・・みたいな感じ?


内容そのものは、へぇ~~~と、納得するような場面が多くて面白かったです。


が・・・フランス料理の名前がいっぱい出てきて・・・


そのたびに、こんな料理と説明はあるのですが、イメージしきれないものも・・・


これはCOCOの食生活の経験の乏しさゆえなのかもしれませんが・・・


7つの話が入っている短編集なのですが、


話の冒頭または中盤で、必ずと言っていいほど、お店の設定や人物の背景の紹介があり


それが毎回(どの話も)同じ内容なので


「えぇ~~?また?」


と、正直ゲンナリ・・・


特に、そのお店で働いている「女性ソムリエの俳句好きの話」と「シェフの風貌の話」は


もうお腹いっぱいだし、それって毎回説明するほど重要な話?


と、後のほうの話では、それが出てくると飛ばし読みしてしまいました。(^^ゞ


あとがき」を読んで、


ああ・・・それぞれ独立した話として、雑誌(?)に掲載されていたものなのね?


だから、一つ一つの話に設定の説明が必要だったわけだ・・・


と、納得したのですが


ならば、単行本に編集するに当たっては、そこのところを少し手直しするとか・・・


工夫が欲しかったです。


どうやら続編(↓)出ているようで・・・


ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)/東京創元社
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読んでみたい気はするのですが、まだ電子書籍化されていないみたい。


電子書籍になるのを待つか・・・勢いで注文するか悩みどころです。(笑)