昨日から池井戸潤さんの「不祥事」という本を読み始めました。


(くわしいお話は ⇒ こちら


新装版 不祥事 (講談社文庫)/講談社
¥751
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本を読んでの感想、受け取り方は人それぞれだと思うので・・・


COCOの個人的&率直な感想を・・・


はい・・・面白くなかったです。(苦笑)


読み始めた時点では、そこそこの内容かな?と、思い・・・


主人公の「花咲舞」という女性行員も、(原作の設定よりも多少年齢が上ですが)


「ショムニ」の「江角マキコさん」とか「ドクターX」の「米倉涼子さん」


的な颯爽としたイメージだったのですが・・・


読み進むうちに、


ああ・・・これなら(4月からのドラマで主演する)杏さんくらいでちょうどいいんじゃない?


と・・・



これ、「花咲舞」を主人公とした、連作集(30分程度で読み終わる短編集)なのですが、


エピソードの羅列に終わっていて、


内容が浅いというか・・・話に広がりがないというか・・・


ここからどうなるんだろう???


と、思ったところであっけなく「はい!悪いのあんたでしょ!」的に解決・・・


しかも、そこに至るまでのプロセスがあと出しジャンケンのように簡単に説明されて終わり・・・


えっ?こんな簡単に終わっちゃうの??


という感じでした。



じつは、半分くらい読み進んだところで


この「薄っぺらなストーリーとあと出しジャンケンの解決」に飽きてしまい


あとは惰性で読み進んだというのが本音・・・



銀行ネタってある程度限られているので・・・


どれもこれも池井戸潤さんの別な作品の中で描かれてきたエピソードに何となく似てるし・・・



まあ、1話完結の連ドラ(?)としては作りやすい作品だろうとは思いますが・・・


ドラマを見るかどうかと言われたら・・・


たぶん見ないだろうなぁ・・・面白くなさそうだし・・・(^^ゞ



※ あくまでCOCOの個人的な感想です。


   読後感というのは人それぞれなので、もちろん「面白かった」という方もいらっしゃって当然ですし、


   そういう感想を持たれた方を否定しているわけではありません。