たまには真面目に(?)お庭造りのちょっとしたコツなど・・・
っていっても・・・
大抵の方はやっていらっしゃると思うので、
「な~んだ・・・」
って、いわれそうなのですが・・・お付き合いください。ww
上の写真・・・
お庭の東屋の下を流れる川の部分です。
川のほとりに、プランターとチューリップがありますが・・・
無造作に置いてあるわけではありません。
じつは、このプランターとチューリップがこの景観を作るうえでとても大切な役割を果たしているのです。
右側の岸に並んだ「ふちどりの石」・・・
4つも連続で同じようにカーブを描くと、
単調で、間延びした感じになります。
チューリップを配置すると、すこし緩和される気がしませんか?
左側の川の陰が直角でかなり不自然ですし、
右側は川が直角に曲がるという状況に・・・
プランターを置くことで、川の陰の直角部分が隠れ、
右側のラインが隠れて、自然にカーブしているように思えます。
見えない部分に石やタイルを置いてもLCの無駄なので、
こんな風に見えない部分は手抜きをしています。
些細なことですが、ちょっと工夫をするだけで、川のラインが自然に見えるようになります。
「不自然な部分を隠す」ことで・・・
お庭にいらした方が「見えない部分を想像する」ということです。
ライフは現実ではないし、
だからこそ、その「想像する部分」を残すことで、いらした方がイメージを膨らませるということかもしれませんね。