ミクニャ・・・


ピアノの練習が一通り終わったところで、


「あっ、そうだ!!もう1曲あるんだ!!」


と・・・

そうか~新しい曲の譜読み?

そういわれてみれば「カバレフスキー」の課題が手付かずだし・・・


と、思っていたら

ランドセルの中からペラペラの紙を一枚持ってやってきました。


どうやら・・・

ピアノ伴奏を頼まれたらしい。


話によると、一応(?)ピアノ伴奏のオーディションがあり、


音楽の時間の最後に、

「ピアノの伴奏者を2人、決めたいから、ピアノに自信がある子は残って!」

と、言われたそうです。

で・・・

先生がちょっとお手本(?)を弾いた後に、

楽譜を見せられて、

「ちょっと弾いてみて!!」

と・・・


ご存知の通り、ミクニャは初見が得意ですし、

楽譜を見たら、

「ハ長調・・・左手は、ほとんど基本形のズン・チャッチャッチャでコードもⅠ・Ⅳ・Ⅴ7くらいしかでてこない」

(ミクニャいわく)

「グレードテストよりず~っとず~っと簡単だった」

そうです。

で・・・

何名かオーディションを受けた(?)そうですが、

とりあえずミクニャは『即決』で・・・

もう一人は、オーディションを受けた(ミクニャ以外のお子さん)全員が楽譜を持ち帰り、

今度の音楽の授業のあとに、もう一度オーディションということになったそうです。


で・・・

肝心のピアノ伴奏ですが、

「とんび」という曲で・・・

きっとみなさんご存知の「飛べ飛べとんび~」っていう曲です。

確かに、楽譜的には簡単で、

ミクニャはスラスラ弾いていましたが・・・


「これ、いつまでに弾いていくの?」

「明日!!明日の音楽の時間まで・・・」

[えぇ~?明日???

 先生も、今日の明日って言うのはちょっと強引だよね。

 せめて先週末に楽譜をくれたらよかったのに・・・」

「あっ、楽譜はもう随分前に貰ってたんだよ!!

 でも、初見で弾けるからいいやって思って、忘れてた!!」


ってさ~

確かにミクニャにとっては初見でOKかもしれないけど、

自分から引き受けたんだから、ちょっとは練習しようよ!!