ご存知の通り、ド田舎に住んでいるCOCO一家・・・


そんなわけで(?)

ご近所の皆さんの平均年齢がかなり高い・・・


COCOママは結婚してこちらに済むようになって15年以上なのですが、

結婚当時は、町内の「ゴルフ大会」などにもよく参加していたので、

町内に「おじいちゃん友達」というのが結構います。


子ども達の小学校お友達ママなどと話しをしていても、

「あぁ?百ちゃん(ひゃくちゃん)んの所のお嫁さん?」とか・・・

「功さん(いさおさん)のところの・・・」

と、とにかく「おじいちゃん」の名前が出て来てしまうので、かなりビックリされます。


で・・・

けさ、その功さん(75歳を過ぎたおじいちゃんです)と、話をしているときに

あぁ~そうかも・・・

と、思うことがありました。


功さんは、昨年・・・約1年ほど「うつ病」で通院をしていました。

今はすっかり元気なのですが・・・

その功さんが、当時お世話になっていた心療内科の先生から、


「からだの節目っていうと、50歳前後の更年期が頭にうかびますが、

 75歳と言うのも一つの節目だと思うんです」


と、言われたそうです。

一昔前までは70歳くらいで他界する方が多かったので、

正確なデーターがあるわけではないそうですが、ここ数年、

その心療内科を受診し、程度の差こそあれ「うつ病」と診断される75歳前後のお年寄りがかなりいるそうです。

これからの生活、

だんだん他界する友人が増える中での死への不安・・・

そういうものが目の前の不安材料として重くのしかかってきて、

抱えきれなくなる時期なのだというのです。

で・・・・

お医者様いわく、

丁度「更年期」の精神状態に良く似ているというのだそうです。


功さんは、

そんなつらい時期は1年くらい・・・

それを乗り越えちゃうと、開き直ってね・・・

余生って言うか・・・

今までがんばってきたことへのご褒美として神様がくれたのんびりできる時間

って、考えて気楽に過ごせるようになる。

まあ、こう思えるのも

辛い1年を、文句も言わずに見守ってくれた子どもや孫・嫁さんのお陰なんだけどね・・・


って・・・言っていました。


75歳・・・

そんな年齢なのかもしれませんね。