毎年この時期に話題にするのですが・・・
例年通り、「厚生労働省」から
「21世紀出生児縦断調査へ協力のお願い」
と
「誕生日プレゼント(今年は『机の上でペンスタンドに早変わりするペンケース』)」
が、届きました。
で・・・
とにかくビックリしたのがこの「ペンケース」・・・
『厚生労働省のオリジナル』らしく・・・
『おたんじょうびおめでとうございます 厚生労働省 21世紀出生児縦断調査』
って、ご丁寧に(?)タグに印刷されているんです。
この調査・・・2001年1月10日~17日・2001年7月10日~17日に生まれた
42000人ほど(当初は5万人以上だったそうですが・・・)に毎年1回行っていて、
そのたびにこうやって「誕生日プレゼント」も同封されてきます。
ちなみに こちら で、
調査結果が公表されているのですが、
そもそもこの調査が何の目的で行われていて、
何に活用されているのかも甚だ疑問ですし、
調査結果が公表されるのは毎回アンケートから2年くらいがすぎてから・・・
つまりこれから公表されるのは、第7回(2年前)の調査結果・・・
2年前って言ったら、まだこんなに景気が悪化する前で・・・
そんな前の調査結果を今更公開して、なんの役に立つんだろう???
調査内容には
「対象児童1人に掛かった経費」
(学校に掛かった費用・習い事などの費用・学童保育料・医療費・食費・衣料費などの合計)
って言うのもあるのだけれど、
そんな細かいことまで把握して正確に記入している(出来る)家庭なんてほとんどないだろうし・・・
結局、回答はかなりアバウトだと思う。
アバウトな回答を集計して政策に役立てることができるのか???
調査結果の信憑性もかなり疑問・・・
それに、
このオリジナルペンケースと送料・・・
集計にかかる経費って一体どのくらいなんだろう?
ペンケース ・・・500円くらいかな?
往復の郵送料・・・200円
集計の経費(人件費)を考えなくても
700円×42000件=2940万円 (つまり9年間で3億円)
国の予算のなかでは大した金額ではないのかもしれないけど、
こういうのを・・・
無駄遣い
っていうんじゃないのかな~???
と・・・
なんだか「朝○バ!」 の 「み○もんたさん」のような毒舌ぶり・・・
プレゼントをいただいて腹立たしいなんて、変な話ですが・・・
ちなみにこの調査は、対象児童が成人するまで続けられる予定だそうです。
※ この記事は数日後に「限定記事」にする予定です・