今日はニイニャの中学校の始業式です。


で・・・

予想通り昨夜も・・・

どうしてこうなのかと、始業式の前の晩に必ず思うのですが・・・


昨夜も1時過ぎになってお約束どおり

『明日提出する『環境に関するアンケート』の用紙が見つからない』と・・・大騒ぎ・・・


アンケートなんてどうでもいいんじゃないかと思うのですが・・・


ニイニャは中1のころに、学校で教科書やワークや辞書などなど・・・

イロイロなものがなくなって、かなり嫌な思いをしたので、


物がなくなる(なくなった)ということに、過剰に反応する


のです。


「○○がみつからない」⇒「じゃ、どうしよう・・・」

という風に考えられなくて・・・


「○○がみつからない」⇒


「どうして???いつも僕のものはなくなるの?誰が盗ったの?」


って・・・

どうやらそう思考が働いてしまって、


パニックになってしまう


ようなのです。


昨夜も然り・・・


アンケート。。。

じつはCOCOママは『現物』を見た記憶は全くないのですが、

昨日ミクニャが学校から持ち帰った同じような県からの「環境に関するアンケート」をみて

「ぼくも似たようなアンケートを配られた。明日出さなくっちゃ・・・

 そっくり同じじゃないんだけど・・・すごく良く似ている」

って言っていたのを思い出しました。


ミクニャのランドセルからアンケート用紙を引っ張り出してみたら、

用紙の右上に「小学校1~3年生用」と・・・

おそらく同じところでやっているアンケートの『中学生用』という類のものなのだろうと思い、

インターネットでミクニャのアンケートの発行元(?)にアクセスしてみたら、

『中・高校生用』というのが出てきました。


「これかな~?」


と、尋ねると、そうだというので

それをアウトプットして記入して持たせました。


「紙の質が違うから・・・すぐにばれると思うけど・・・」


というので、


用紙が見当たらなかったから・・・って言えば「ださない」よりはいいんじゃない?

物がなくなるなんて誰にでもあることでしょ?

問題はその後、自分に出来る最善をつくして・・・

(今回の場合は、同じ用紙をPCで入手できたわけだし)

提出したという努力はわかってもらえるはずだよ


と、話してやっと落ち着きました。


そのアンケートをPCで探している間も・・・

(パニックになっているものだから)


「なんでPCになんか向かっているの?」とか

「ぼくがこんなに一生懸命に探しているのに、本当に一緒に探してくれる気があるのか?」とか・・・


「私だって・・・第一、こんな時間までやらずにいたあなたに問題があるでしょ?」

って言い返したくなるような言葉を口にするんですよ・・・

正直、腹立たしくもなります。

が・・・

少し前だったら、ここでバトルになるところですが、

最近は


「この子は物がなくなるということがとってもこわくて・・・

 なくなったというだけでパニックになるんだ」


って、気づいたので・・・わたしも(物がなくなったという現実があっても)多少気が楽です。


子どもって、傍から見たらささいな出来事がトラウマになってパニックになるんですね。

(他人事のようですが・・・・)

もし子どもが、「キレる」「パニックになる」ということがあったら、

「キレる」「パニックになる」のはどういうときなのか・・・

記憶を遡ってみると「原因」がわかってくるように思います。

間違っているかもしれませんが、

「キレる」「パニックになる」のは何かの「恐怖」の裏返しだとわたしは思っているので、

その原因がわかれば、

こどもがそういう状況になったときの対応の仕方がわかると・・・思います。

(腫れ物にさわるような対応をするというのとは違いますが・・・)



ニイニャの場合は、まちがいなく

「中1のときの出来事」がトラウマ・・・

どこかでうまく乗り越えられるといいのですが・・・


PS・・・ちなみに始業式の今日、

    クラスの3分の2はアンケートを提出しなかったそうです。

    だから、パニックになるほどのことではなかったのに。