白文鳥の「ブンちゃん」・・・
昨夜(というか厳密には今日・・・日付が変わったすぐ後に)
天国へ旅立ちました。
享年10歳・・・
現在中1のニイニャが幼稚園に入園する少し前の2月に
「チョロちゃん」という文鳥と2羽でCOCO家にやってきました。
COCO家にやってきた当時はまだ灰色の産毛で・・・
COCOママの片手に2羽一緒に抱けるくらいの、
本当にちいさな赤ちゃんでした。
数年前に「チョロちゃん」が天国へ旅立ってからも
元気にさえずっていたのですが・・・
2年ほど前から「足」が悪くなり・・・
また半年ほど前からは(おそらく)ほとんど目が見えなくなっていたと思います。
特に右目が良くないようで、
メヤニで開かなくなることも多かったので、
毎朝、目薬をさしたりもしていました。
最近は、長い時間止まり木にとまっていることもできなくて、
鳥かごの中にうずくまっていることが多かったのですが、
くちばしは真っ赤で・・・
エサも良く食べていましたし・・・
水浴びも大好きでした。
昨日(3月2日)の朝から
なんとなく呼吸が苦しそうだったのですが、
それ以外は変わったこともなく、エサもよく食べていたのですが・・・
本当にあっという間に天国へ旅立ってしまいました。
文鳥の平均的な寿命よりはるかに長生きをしていたし
COCOママ自身も(ことばがわるいかもしれませんが)できる限りの「介護」をしてきたなかで
すこしずつお別れの覚悟も出来ていたのだと思います。
「よく頑張って長生きしたね!!」という気持ち方が大きくて・・・
悲しいという気持ちにたどりつけません・・・
何より、
真っ暗な部屋の中で一人ぼっちで旅立って行ったわけではなく、
COCOママの手のひらの中で静かに最後を迎えさせてあげることができてよかったと・・・
思っています。
さようなら・・・
ブンちゃん・・・沢山の思い出をありがとう。
この次生まれてくるときにも、またCOCO家にくるんだよ!!
追記・・・
今朝、目を覚ましたこどもたちは、ブンちゃんにお別れをしました。
手のひらにブンちゃんを抱いて、
ただただ黙って、涙を流していました。
そして、昨夜は突然のことで、涙もでなかったCOCOママも、
今朝は子供たちといっしょに涙のおわかれを・・・
ニイニャにとっては、物心ついた頃からずっといっしょだった家族・・・
ミクニャにとっては、生まれたときからずっと家にいた「当たり前の存在」・・・
毎朝、世話をしていたCOCOパパにとっても・・・
もちろんCOCOママにとっても・・・
子供たちが大きくなってからは、
家の中でこどもたちと口論になること・・・
COCOママが子供たちをしかりつけることも多くて・・・
そんな様子をブンちゃんはどんな思いで見ていたのだろう・・・
そう考えると、もしかしてブンちゃんは幸せではなかったのかな~???
という思いもあります。
ブンちゃんは(先に書いたように)数年前から足が良くなかったので、
一日に何度も「止まり木」から転げ落ちました。
裏返しになってひっくり返っていることもしばしば・・・
そのたびに、だれかがかごの中に手を差し伸べて起こしてあげていました。
この数ヶ月は、止まり木に飛び乗ることも出来なくて、
器用にくちばしを使って、エサ箱によじ登っていました。
文鳥の習性と体の特性(歩き方・足の使え方)からは考えられない行動でしたが、
生きるために(エサを食べるために)一生懸命だったのだと思います。
本当に、最後の最後まで「一生懸命に生きる姿」をCOCO家のみんなに見せてくれました。
いろいろなことを思い出しながら、
COCOパパと二人でブンちゃんの亡骸を庭の片隅に埋めました。
桜の花が満開の時期に逝った、ブンちゃんのお友達・・・チョロちゃんのお墓の隣に・・・
そして、COCOママはブンちゃんの亡骸に「約束」をしました。
COCOママにとってはかなり大変な約束なのですが・・・
ちいさなちいさなブンちゃんが10年かけてCOCOママに教えてくれたことだから・・・
この約束だけは、COCOママが死ぬまで守り通したいと思います。
ブンちゃん・・・
今頃、天国でチョロちゃんと再会しているかな~???