金曜日に子どもたち二人を連れてインフルエンザの予防接種に行ってきました。

本当はもう少し早く行きたかったのですが、

ニイニャが風邪気味だったり、定期テストがあったりで

なかなか機会がなくて遅くなってしまいました。


言い訳に聞えるかもしれませんが、

インフルエンザの予防接種って、余り早い時期に接種すると、

春先(2下旬~3月)には効果がなくなってしまうというし、

来年は、2~3月にかけてヤマハの発表会やイベントがあるので、

どちらかというと「その時期にちゃんと効果があるように・・・」という思いがあり、

また、今年は流行が4月の新学期が始まる頃まで続いていたこともあって

11月の下旬か12月の始めに受けられればいいと思っていました。


で・・・

かかりつけの内科・小児科の病院へ行きました。

個人の開業医なので、月曜日・金曜日は(院長のお休みのため?)大学病院からの代診の先生です。


じつは金曜日の代診の先生って、まだお若い方(たぶん20代後半~30代前半)なのですが、

とにかくものすご~く態度が横柄&威張っている(というか、田舎の人を見下している感じ・・・)

すごく嫌な人なので、なるべく金曜日には行かないようにしているのですが、

予防接種・・・子どもたちの体調を思うと(いつ風邪を引くかわからない時期だし)

まあ多少は我慢してこの日に・・・

ということで出かけたのですが・・・


診察室で待つこと十数分・・・

いつもは外来の待ち時間がとても長いのに金曜日はこの調子・・・

「代診の先生ってたぶんだれからも嫌われているのね~」

と、思いながら子供たち二人と診察室に入っていくと・・・


「インフルエンザの予防接種?2回目?」

「いえ・・・今年は初めてです」


「今頃受けてもしょうがないんじゃないの???」


「はぁ~?」


「いまから受けても・・・しょうがないんじゃないかって言ってるんだよ!!

 これからうけても免疫が出来るのは1ヶ月半~2ヶ月先!

 インフルエンザの流行に間にあわないでしょ?

 流行が終ってから免疫が出来たってしょうがないって・・・

 親切で言ってるんだよ!!」


と・・・

「インフルエンザの予防接種の免疫って、そんなにたってからじゃないと出来ないんですか?」

「当たり前だろ?」

「2週間ぐらいじゃないんですか?」


「オレは医者!!素人に何がわかるんだよ!!

 2週間で免疫が出来るわけないだろ?

 2ヶ月くらい掛かるんだよ!!

 だから、もう大きな病院では

 インフルエンザの1回目の接種なんてどこもやってないよ!! 

 田舎の金儲け主義の病院が効き目がないのを承知の上でやるぐらいだよ!

 で、どうするの辞めるの?」


「受けます!!」


「まったく田舎ものは強情だから・・・」


ですって・・・


で・・・予防接種を受けて、診察室の外へ出たところに院長の奥様(婦長)がいたので、

おもわず言ってしまいました。


「代診の先生に叱られちゃいました・・・

 予防接種を受けに来る時期が遅いって!!」

「えぇ~?そんなことないですよ!

 あの先生は都会から(?)来ているから・・・

 毎年都会の方がインフルエンザの流行が早いでしょ?

 だからじゃないの???

 こっちはまだ流行していないし、インフルエンザの予防接種は2週間くらいで免疫が出来るから

 ちゃんと間にあうと思いますよ!!」

って・・・

「先生・・・免疫は1ヶ月半から2ヶ月先にならないとできないって・・・

 威張ってましたけど・・・」

「はぁ~?そんなことないですよ!!ちょっと待って・・・」

と、奥様が持ってきたのは


「厚生労働省のインフルエンザ予防接種ガイドライン等検討委員会 の資料」


『予防接種を受けてからインフルエンザに対する

 抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、

 その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。

 より効率的に有効性を高めるためには、

 毎年インフルエンザが流行する前の

 12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。』


って・・・

結局、COCOママの言っていることがあってたんじゃないのよ~!!


奥様が・・・

「気を悪くなさったでしょう?

ごめんなさいね・・・

今日、(代診の)先生には院長から注意をしてもらうから・・・」

と・・・


代診の先生・・・

どれだけ頭がいいのか知らないけど・・・

『患者を見下す態度』を改めないと、

開業医としても勤務医としてもだれも相手にしてくれないんじゃないの???


この先生に比べたら

あの「ヤブ協会の耳鼻科の先生」のほうがず~っとず~っといい先生だと思う・・・

患者の立場に立てない医者・・・

とんでもないわ!!