今日・明日の二日間・・・
ニイニャの通う中学の「中間テスト」があります。
といっても・・・
中間テストは「国・数・英・理・社」の主要5科目のみ・・・
4月に入学以来最初の10日ほどはほとんど授業もなく、間にGWもあったので
試験の範囲はたいしたことないのですが・・・
初日の今日は「国・英・社」の3教科・・・
それが昨夜になって、
「歴史」の暗記がいまひとつ・・・ということが発覚!!
夜の11時近くなって、
「ここさ~」と、プリントを持ってきました。
「よくわからない」というのですがプリントを良く見ると「ミスプリント」で・・・
「ニイニャ、これじゃ~わからなくて当たり前・・・ミスプリントだもん!!
ここはプリントが間違っているんだよ。本当はこう・・・」
「本当だろうね?」
「本当!!疑い深いね~」
「だってママだし・・・」
どういうこと???
で・・・
試験範囲は「四大文明」の辺りまでなのだとか・・・
ところで・・・
今は四大文明って「中国文明・インダス文明・メソポタミア文明・エジプト文明」なのですね~
わたしが習った頃は「中国文明」ではなくて「黄河文明」だった記憶があるのですが、
いつから変わったんだろう~??
「問題出して!!ぼく、答えるから・・・」ということでお付き合い
「中国文明は何川(川の名前)?」
「黄河!!」
「エジプトは?」
「ナイル川」
「じゃ、メソポタミア文明は?」
「あれ・・・なんだっけ・・・チ・チ・・・」とそこから出てこない
「チグリス・ユーフラテス川」だよ!!
「チグリス・ユーフラテス川!!うん、わかった!!」
「じゃ、メソポタミア文明は?」
「えっ?あれ~なんだっけ・・・」と、まるでミクニャの「メヌエット」のようにダメ!!
体に合わないらしい。
仕方ないので、
「じゃ~ね・・・
チグリ~ス!!これ、人の名前だと思って、呼びかけるようにしり上がりに大きな声で~!!」
「はぁ~???」
「チグリ~ス!!ユー!!ユーは英語のYOUね・・・あなたって言う意味・・・
で、ユー、フラダンス!!
チグリス!!フラダンスを踊れ!!っていうことね・・・」
「えぇ~???」
「はい、大きな声で、」
「チグリ~ス、ユー フラダンス!!ママ、これ変じゃない?」
「変でもいいのよ、おぼえれば・・・で、メソポタミア文明の川は?」
「えぇっと・・・チグリ~ス!!ユー、フラダンス!!
わかった!!チグリス・ユーフラテス川!!」
「ほら~おぼえたじゃない!!」
と・・・こんな調子で歴史のおさらいを・・・
そして今朝・・・
朝食を食べながら、ふたたびママの「質問」!!
「シルクロードで伝えられたものは?」
「中国からは、絹と絹織物・・・ヨーロッパからは仏教と・・・」
「じゃ、メソポタミア文明の川は?」
「コレ、自信あるよ!!
チグリ~ス!!ユー、フラダンス!!・・・だからチグリス・ユーフラテス川」
「完璧!!」
「ぼくもダメだよね~社会が苦手だったママに社会を習うようじゃ・・・」
「えっ?何か勘違いしてない?
ママは社会が苦手だったわけじゃないよ!!
地理は苦手だったけど、歴史は得意だったもの~!!」
「うそ?」
「本当だよ!!」
「じゃ、原人や猿人の名前は・・・」
「アウストラロピテクス・シナントロプスペキネンシス・ジャワ原人・・・他にピテカントロプスエレクトスっていうのもいるよね」
「ちがうよ!!ペキン原人だよ!!」
「いいんだよ!!ペキン原人は日本語、学術名はシナントロプスペキネンシスなんだから・・・」
(と、ニイニャに威張ったものの・・・もう何十年も前の記憶だから、多少ちがっているかも・・・)
「なんで?なんでそんなの知ってるの?」
「だから、歴史・・・得意だったんだって!!」
「どうしてそういうこと、隠しておくのかな~?
ママ、数学が得意なのは知ってたけど、歴史が得意だなんて知らなかった・・・」
「別に隠してないよ!!地理が苦手=社会全部が苦手だって、
ニイニャが勝手に思い込んでただけでしょ?」
「もっと早く、ママに社会を習うんだった・・・」
「まだ間にあうよ~!!これから先のほうが長いんだから・・・」
ニイニャ・・・
どうやら大きな(?)誤解をしていたようです。