学校公開日2日目・・・

今日はニイニャのクラスメインで見てくるつもりだったのですが・・・


4時間目『社会』・・・

ちょうど『太平洋戦争勃発』のあたりの勉強をしていたのですが、

もしかしてニイニャのクラスって、学級崩壊?

と、目を疑うような状況が・・・


先生はテキストをみながら「ボソボソ」・・・

生徒としっかり目を合わせて、生徒の反応を確認しながら・・・

という感じではなく、「とりあえずやっている」という感じです。

そして、「教科書を読みきかせ(?)ては、黒板に文字を書く」という作業(授業というより作業)が

淡々と進みます。

授業というより『講義』っていう印象・・・楽しくないだろうな~


で・・・

そんな『講義』が続く中、

子どもたちは平然と(先生に断るわけでもなく)教室の外へ出て手を洗ったり(なぜ???)

教壇の目の前を横切ってゴミ箱にゴミを捨てに行ったり(ウソでしょ?)

教室の後ろにある学級文庫(本棚)に読み終えた(?)本を返しに行ったり(それって、授業中にやること?)

何これ???


はぁ~?

と、あきれてしまいまして、授業時間途中でミクニャのクラスに『現実逃避』???


そして休職をはさんで5時間目・算数・・・

5時間目終了後に保護者会があるので、保護者がかなり見ています。


今日のテーマは『変わり方のきまりを見つけよう』ということで

表を活用しながら変化の決まりを見つけて文章題をとくという物・・・

結構難しいことをやっています。


が・・・

ここでも「こどもたちがわかっている(理解している)かどうか」を確認しながら授業が進むというより、

ごくごく一部の先生の話を理解している子中心に進んでいる感じ・・・

ニイニャ、その「ごくごく一部」には入っていないみたいでした。

そしてここでも、平然と先生の目のまえを横切って鉛筆けずりのところへ歩いていって、

鉛筆をけずるお子さんが・・・

授業を参観している大勢の保護者の目の前で・・・すごい度胸だわ!!


帰宅後、家に帰ってからニイニャに確認してみると・・・

やっぱりよくわかっていなかったようです。

が・・・

『授業のはじめに、1人で解いたらスラスラ出来たんだよ!!ほら!!』

と、ノートを見せてくれました。

しかも先生がやっていたのと同じやり方!!

ちゃんとわかっているんじゃない・・・

『じゃ、何で手を挙げなかったの?』

『えっ?だって先生の言っていること、分けがわかんなくてさ~

 結局、質問が違ってたんだよ!!

 ママ、あの授業を見ていてそう思わなかった?

 何で○○くんはあの質問にあの答え???

 で・・・?

 どうして、あの答え合ってるの?

 って思ったんだよ!』

と・・・

これはわたしも授業中に感じていた事で・・・


だってね~(途中からかいつまんで書くと)

先生は 『この500円を(  )で割ると70円のカードの枚数になる』

と、黒板に書いて、

「じゃ、この( )には何が入るかな?」

すると○○君は

『100です』って・・・

『そうだね500÷100だからカードは25枚ですね?』

って・・・

エッ???500÷100っていつから25になったの???

これって、質問が間違っていない???

先生、1プロセス飛ばしちゃっているんじゃないの?

と、見ているわたしもおもいました。


ニイニャは

「さいしょは( )の中に入るのは100だと思ったんだけど・・・

 500÷100で求められるのは「カードの枚数」じゃなくて「カードが増えた枚数」 ・・・

 だからぼくはそこででてくる

 「カードが増えた枚数」に「もとからあったカードの数」を足すと、70円のカードの枚数がわかる

 っておもってやった(最初に問題を解いた)んだよ!!

 でも、先生はあそこで70円のカードの枚数が求められるって言うから、

 えっ?じゃ、100じゃないんだ!!

 500を何かで割ると、それだけで70円のカードの枚数がわかるんだ!!

 何だろう? 何か違う答えがあるはずだ!!

 って、思ったからいろいろやってたんだよ・・・

 そうしたらアレでしょ?

 イヤになっちゃうよ!!」

う~ん、U先生、想像以上だったわ・・・

結局、国語力がある子ほどわからないっていうこと???

何???


授業を見ていたママたち・・・

「なんだか、元気のない授業でね~

 もしかして、(先生は頼りにならないから)ちゃんと勉強をさせなくちゃ~

 っていう、親の不安をあおるための授業???」

って・・・

そんなわけないわよね~???