試験勉強中のニイニャ・・・


「『理科』の勉強は難しい」といいます。

話を聞いてみると、

最近の小学校では「理科実験」というのをほとんどやらないのだそうですね?

(あれ~?もしかしてニイニャの小学校だけ???)

で、教科書を読んだり、「実験とまとめのVTR」を見るのが理科の授業だそうです。


『実験やらないの~?』と、尋ねてみると、

「準備や片付けに時間がかかるからじゃないの~???」という現実的(?)な答えが返ってきました。


で・・・

そんな『理科』の授業なので、当然(?)授業の内容や教科書の内容を『丸暗記』するのが勉強・・・

「リトマス紙は『酸性→青』『アルカリ性→赤』と反応する」

なんていうことも『教科書の活字』で読んだ物を暗記するだけで・・・

『体験に基づいた記憶』ではないから、覚えづらいしすぐに忘れる!!


もう何十年も前の話しですが・・・

わたしの小学校のときの理科の授業はとっても面白かった・・・

だから、わたしは理科が大好きだった・・・


『澱粉』の性質を調べるために、クラス全員で「じゃがいも」や「さつまいも」を「おろし金」でひたすらおろしたり、

「炭酸水を作ろう!!(空気を水に溶かす実験)」というテーマで、

ビーカーの中にストローを差し込んで、あたまがくらくらするまで、ひたすらブクブクと息を吹き込んだり・・・

「塩酸」の実験中に、塩酸をノートにたらしてしまって、ノートがこげて穴が開いてしまったり・・・

「魚の解剖」は刺激的だったし・・・

「塩酸」と「水酸化ナトリウム」で「塩」を作ったり・・・

「孵卵器」で卵からヒヨコを孵したり、

その過程に「成長過程の卵の解剖」をしたり・・・


実験の結果そのものよりも「過程(実験自体)」が刺激的で、いまだに覚えている・・・

(もちろん結果も・・・)

「ゆとり教育」で授業時間が削減され・・・

こういう「体験学習」の時間が削られてしまったのはとても残念だし、子どもにとってかわいそうだとも思う。


小中学校での学習時間&内容が数年後にまた改定になるのだとか・・・

是非、「体験学習」の機会と時間を増やしてもらいたいな~


ムリかな???