「中央教育審議会の中間報告」に関する新聞記事を読んだのですが・・・


「ゆとり教育」による学力低下を反省し、

小中学校では、主要教科の授業時間を一割以上増やす一方、

現行の指導要領から導入された総合学習の時間を削減する。

国際化に対応するため、小学5年から「外国語(英語活動)」の時間を創設。

「道徳」を教科に格上げすることは見送る。


ということらしい・・・


具体的には・・・

小学校の授業時間は、各学年とも週1・2コマ(1コマ45分)増やし、

6年間では現在より278コマ多い計5645コマに。

特に増えたのは国語・算数・理科・社会の主要4教科と体育で、

中でも、算数と理科はともに16%増となる。

また5年からは、週1コマが英語活動に充てられることになった。


中学校では各学年とも週1コマ(1コマ50分)、

3年間では現在より105コマ多い計3045コマとした。

特に、理科と外国語(英語)が増え、3年間の授業時間はともに現在の33%増。

英語は、教科の中でもっとも授業時間が多くなる。


現在の指導要領で大幅に削減された学習内容も相次いで復活し、

小学校算数では「台形の面積」、中学校理科では「イオン」も加わるらしい。

その一方で、

「総合学習の時間」は、小中学校ともに削減され、

中学校の「選択教科」も事実上廃止される。


ということのようです。


が・・・

実施は、早ければ2011年って・・・

4年後???


COCO家のニイニャは指導要領改訂年度に小学校に入学したわけで・・・

台形の面積は(小学校では)教わらないままに卒業・・・

2011年の実施時には、すでに高校生ということで・・・

一番『教育がおろそかになった(2011年までは進行形)時期』に小中学校に在席・・・


『ゆとり教育』の結果『学力低下』ということになるだろうということは、

予想していたので、(周りでいろいろいわれようと)子どもたちは小学1年から塾に行かせ、

『塾でちゃんと勉強するのよ~!!』

『お友達はお友達!!

 お友達が勉強をしていないからって、あなたがしないでいいっていう理由にはならないでしょ??』

と・・・

あくまでも塾での勉強に重きを置いて勉強をさせてきたので、

別にどうってことはないけれど・・・


この空白の(教育がおろそかになった)10年間を

のんびりとすごした(まだ今後4年間ものんびりと過ごす?)子どもたちも、

数年後には社会人になるわけでしょ???

この子達、どうなるんだろうって・・・

思いませんか???


それにしても・・・

『総合学習の時間』って、意味があったのかな~???

じつは小学6年生になってから約半年・・・

この「総合学習の時間」でニイニャたちは

『お年寄りとともに生きる』というテーマの研究(?)を延々とやらされていて、

現在も進行形!!

何をやっているかといえば、

『老人ホームの訪問』とか『老人体験(おもりを足腰につけて歩いたり、眼鏡をかけて老眼の体験)』をしたり・・・

『老人のかかりやすい病気』をネットで調べたり・・・

う~ん、うちの子なんて、毎日お年寄りとともに生活しているわよ!!

今更どうしろっていうの?

って言う感じ・・・


わたしね~

『総合学習の時間』っていう発想は悪くなかったと思うのよ!!

でもね~

いかんせんその時間を実際に『活用する(させる)』側に絶対に問題アリだったと思うんだけど・・・