来週末に「綱引き大会」を控えて、送迎の打ち合わせのための育成会の会議がありました。
前回の会議のときに、
「1年生の出場」をめぐって、暴言を吐いた(?)Mくんのママ・・・
今日は、一転して
「みんなが楽しめたらいいですね~!!」
という穏かな(?)スタンス・・・
これならスムーズに会議が終りそうだわ~
と、思っていたのですが、意外な伏兵が・・・
結局、人数と学年の規定(1~3年生が低学年の部・4~6年生が高学年の部・・・ただし、人数の調整の関係で、低学年の生徒が高学年の部に出場するのは可)の関係で、
・ 2~3年生の低学年チームを1チーム
・ 4~6年生の高学年チームを2チーム
(ただし、人数の関係で高学年チームに各2~3名ずつ1年生が入る)
という編成に最終的に決めて、担当役員の方が事務局に提出済みでした。
高学年チームに1年生が入るのはどうかという思いもあったのですが、
反対に低学年チームから3年生を高学年チームに持っていってしまうと、
低学年チームは1~2年生だけになってしまうということ。
予選は4試合(1試合5ゲーム)あり、途中で何度選手を交代してもいいというルール。
もともと男女混成チームだということ。
1年生をまとめて1つの試合に出さなければ、問題ないのでは?
と、考えたこと・・・
COCO家にいつも遊びに来ている子供たち(特に5~6年生の高学年)は
「よその地区のことチームを組んだって楽しくないよ!!
1年生がそんな(楽しくない)思いをするのはかわいそうだよ!!
だったら、ぼくたちの(高学年)チームで一緒にやればいいんだよ!!
別に勝てなくたっていいよ!!」
と言ってくれていることもあり、こういう編成にしたという事情をほかのお母さんたちに説明して・・・
前回の会議で1年生の出場を一番反対していたMくんのママでさえ、
「うちの子もそういっていました。
今年は、勝敗にこだわらずに地区の子供たちが楽しめるようにしましょうね!!」
と、笑顔で話していたのですが・・・
そこへ、
「遅れてすいません!」といいながらKくんのママが入ってきました。
K君、高学年の片方のチームのキャプテンで、Kくんのママにはそのチームの監督をお願いしてあります。
K君のママ・・・「チーム編成の用紙」を見るなり、激怒!!
青筋を立てて
「1年生を高学年チームにですか?」と、怒鳴り・・・
「こんなのムリに決まっているじゃないですか!!勝てないですよ!!」と、まくし立てる・・・
「いいんじゃないですか?勝てなくても・・・楽しめば・・・」とほかのママたち・・・
「わたしはいいですよ!!
でも、1つ勝てば子供は次も勝ちたがる!!
絶対に1年生なんて!!って言うことになりますよ!!
わかってますか?
6年生と1年生では背の高さだって違うし、
1年生なんて(なんてですよ!!なんて・・・)綱につかまっているだけですよ!!」
「それでもいいんじゃないですか?」
「いいわけないじゃない!!勝てないわよ!!」
「そんなに勝ちたいんですか?」
「私じゃないわよ!!子供たちが勝ちたがるって・・・」
「それじゃ、3年生を高学年チームに入れたらよかったんですか?」
「そんなこと言ってないですよ!!」
「じゃ、どうすればよかったんですか?」
「・・・・とにかく高学年チームに1年生なんてムリです!!」
「こどもたちがいいって言ってるんですよ!!」
「いまだけよ!!実際に当日、1つでも勝ったら話は別だっていってるのよ!!」
「あの~
Kくんのママ、ずいぶん綱引きのことご存知みたいですけど・・・
いつも応援にいらしているんですか?」
「そんなわけないでしょ!働いているのよ!!暇じゃないわ!!」
「じゃ、どうしてそんなふうに言い切れるんですか?」
「・・・とにかくムリだったら!!」
と、ほかのママの問いかけには一切答えず、言いたいことだけ感情的に叫んで・・・
もう、支離滅裂です。
「とにかく、これ決定事項として事務局に出してあるのでいまさらそのレベルの話をされても・・・」
と、話したところ、しぶしぶ納得(していないわね~あの雰囲気は)・・・
当日のスケジュールと子供たちの送迎の配車が決まったところで、
「まったく、素人の癖に!!」と言い捨てて、早々に帰ったKくんのママ・・・
残ったママたちは、しばし唖然!!
「素人って・・・何???」
「Kくんのママって『綱引きのプロ』だったの?」
「そんなわけないじゃない!!」
「それにしても、きょうのあの瞬間湯沸かし器のような激怒振りは何?」
「わからないわ~」
「そんなに勝ちたいわけ?」
「そうなんじゃない?」
「でも、子供たち・・・別に勝ちたがってなかったけど・・・」
「だ・か・ら・・・
勝ちたがっているのは、子供たちじゃなくてKくんのママっていうことじゃないの?」
「そうそう、それ!!」
「なんだろ~?
負けず嫌いとか???」
「だったら自分の子に勉強で勝負させて欲しいわよね~?」
「それ、きつくない?」
「そう?」
「あたってるけどさ・・・」
と・・・
なんだか釈然としない会議
(あれ~?会議だったのよね?なんだかK君のママが1人で激怒していただけだったような・・・)
でした。