こんばんは〜
ジェーン・スーさんの「介護未満の父に起きたこと」という本を読んでいます。
4年ほど前に「生きるとか死ぬとか父親とか」というドラマがありました。
ジェーン・スーさんご本人とお父様の日常を描いた同名のエッセイをドラマ化したもので
ジェーン・スーさんを吉田羊さんが
ジェーン・スーさんのお父様を國村隼さんが演じていました。
「介護未満の父に起きたこと」という本は
その「生きるとか死ぬとか父親とか」のその後のジェーン・スーさん親子のお話
お父様が80歳を過ぎ、「要介護」というほどではないけれど
体力・記憶力が衰えて少しずつ「老い」て、「老人以上・介護未満」になっていく。
そんなお父様の日常と
いろいろな角度からお父様をサポートする娘(ジェーン・スーさん)が描かれています。
「生きるとか死ぬとか父親とか」のドラマはとても面白くて記憶に残っているので、
吉田羊さんと國村隼さんが演じた「親娘」をイメージしながら読んでいます。💦
老人といえば介護。
日本には十分な介護保険制度があるから安心。
そう思っていたが、甘かった。
人はいきなり寝たきりになるわけではない。
そういう人もいるかもしれないが、
たいていは誰もあイメージする「ザ・介護」の前段階がある。
騙し騙しやっていた今までの生活が、
様々な理由でひとりでは回せなくなる日がやってくるのだ・・・
「本」の「帯」にこんなふうに書かれているのですが、
確かにその通りで
その「介護未満」の時期は「介護保険」の適応にはならない。
ケアマネージャーなどに相談することもできないから
自分で情報を集めて・考えて・試行錯誤するなかで
「わたし(娘)の安心ではなくて、父の安心が大切なのだ」
という視点から
いろいろなことを考えて実行していく様子はなかなか読み応えがあります。
そうだよなぁ〜
きっとこんな感じなんだろうなぁ〜
と、思う部分がいっぱいのお話・・・おすすめです!!
こちらも(↓)もなかなか面白いです。