理由は2つ。
・私自身が育った地域の環境が、あまり良い状態とは言えず様々な問題点を感じていた事から、題材に興味をもった為
・地方人材の活用・育成分野に関心をもっており、課題の解決に対して共通項があると感じた為
講演者は文部省の方、外資系企業の社会貢献活動の責任者をされていらっしゃる方、NPO法人キッズドアの理事長の渡辺様、学生ボランティアのお二人。
日本の子どもの貧困率について、実態、企業の取組み等々様々な角度から話を伺いました。その話の中にあったのですが
・身近なロールモデルがいない為将来が想像できず、大学進学等を現実の出来事として受け止めていない
・貧困は連鎖する
この事に関して共感しており、先の地方人材の活用・育成の課題との共通点があるのではないかと考えています。
キッズドアさんの、貧困から脱却するための活動の一つとして、学生がボランティアで子どもたちに勉強を教えていらっしゃいます。今は都内と、北の方の大学の学生が行っているようで、福岡でも最近活動を始められたそうです。
このボランティア活動ですが、私の出身大学のAPUだと、「人に何かを教える」という事に関して興味を持つ人が結構出てくるのではないかと思います。
私はサークルに入っていなかったので、システムがよくわかっていないのですが、各大学の共通サークルというか、大学の横の輪として広がると九州等地方にも早く広まる気がします。そして広まってほしいと思っています。
人に何かを教えるという行為はものすごく不得手なのですが、活動を広めるという事に関しては小さくても何かできる事がありそうです。
そして先に述べた共通点について。
ロールモデルがいないので目指しようがないということ。これはある程度仕方ないと思います。食べたこともないものの味や作り方を想像しろと言われても難しいのと同じな気がします。
私は比較的思いついたら何も考えず行動するタイプですが(良いのか悪いのか)。
地元九州・福岡のある知人と話をしていてわかった事が、「東京に来て何かをする」という事自体が、すごく大それたことのように感じるとのこと。
友人達の中で、日本や海外で活躍している人は数多くいます。
逆に「その土地で大きくなり、近所で就職し、安定した職業の人と結婚して、子供を産んで育てる」というルートが王道という考え方も多くあります。
人によってどう生きたいかはばらばらです。
ただその知人は東京に行ってみたいと言い、でも周りにはそんな人(ロールモデル)がおらず、そんなこと言うととんでもないことのように思われるとの事です。こういうケースは本当にもったいないと感じます。
その他の例で、会社が働く環境・住む環境まで全て準備したのに、最終的に東京に来る気持ちが固まらず出身地に残ってしまうケースも多くあるようです。会社として、都心で人が足りておらず、地方から呼ぼうとしているのに、上京するのにかなり抵抗がある為になかなか腰をあげてくれないとのこと。
一人が「地元から出るなんて。」と、選択肢を見る前に言ってしまったとすると、その考えはその人の子供や周りにも影響・連鎖する可能性があります。
これまで経験がない人には特に、ロールモデルをたくさん見て、自分が何ができるか、何がしたいかを考える機会をもってほしいと思います。選ぶ選ばない、するしないは別にして。
海外等どんどん飛び出て行ったり、自分で情報の取捨選択できるたくましい人の場合はいいんですが。
私は地方で情報少なく育ったり、今まで機会がなかった人向けに、選択肢をたくさん作りたいです。
決して東京に来る事という意味ではなくて、いろんな事にチャレンジできる選択肢という意味でです。
根本的には情報格差がなくなる事や教育が変わる事が一番いいと思っています。今まで受けてきた教育や生きてきた環境の上にその考え方ができていると思うので。
これは就活の時や学生時代に女性の働き方を勉強している時にもかなり感じていました。
その為にまず不動産で頑張ろうと思いました。この事と不動産を始めることは私の中ではつながっているのです。
ずっと生まれ育った所で安心して暮らす人や、地方から出てきて新天地で働いたり、お店を出したりしたいと思う人等、それぞれの人が先入観にとらわれず、生きたいように生きられるようになってほしいと思います。