ライビュから一晩経ち、目が覚めたらやっぱりれいちゃんアントニオ(柚香光)のことばかり考えています







タカニューの初日映像を繰り返し観ては、余韻に浸って、ひたすらぼぉーっとしている昼下がり…




初日のご挨拶でれいちゃんがお話していましたが



「柴田先生の描かれる愛の世界は、普遍的で、感傷的で、複雑で、はかなく、愛に生きる人間の強さも弱さも全て凝縮されている」と



本当にその通りだと思いました



アントニオとパメラ(星風まどか)、アントニオとアンジェラ(星空美咲)、レオナルド(水美舞斗)とパメラ、パメラとオテロ(永久輝せあ)、レオナルドとオテロ…、そしてアントニオとレオナルド




様々な愛の様相



そしてさらにれいちゃんから



「この作品は、特にご覧いただいたお客様がいろいろな感想を交わしていただけるのではないかなと、想像しています」とも




それだけ、観る人によっていろんな受け取り方、感じ方があるのだと思います




なにしろ、約50年前の作品ですから、古典的な宝塚の伝統ある作品と捉えるか、古くさいと苦手意識を持つか、賛否両論となるのも頷けるし、おそらくれいちゃんたち演者もなかなか手強い作品だったのではと推察されます




心の機微、それぞれの生き様



たくさん台詞を交わすわけでもなく、やりとりも多くあるわけではない中、行間や余白から密度の濃い空間を漂わせたアントニオの柚香光は、やはりすごい役者だなと思わずにはいられません




♪愛のエレジーの歌詞が、深く心に染み渡ります






柴田先生の作品の真髄に触れ、れいちゃんと柴田先生の作品の相性の良さに胸が熱くなります



そして、気が早いですが、『うたかたの恋も』俄然楽しみになってきました!!