まだまだロス引きずっています




私の好きな場面、次はこちらを…



②S4 ジョルジュ・サンドの屋根裏部屋Ⅱ(ロマン主義の芸術家たち)~S5 パリの街角~リストの記憶





ロッシーニが結婚相手を紹介して、芸術家仲間たちが盛り上がっているところへ、憔悴したリストが現れて


椅子に気怠そうに座っていると、ショパンから「君も一緒に(演奏会を)やらないか」と誘われるものの、「いや…俺はやらない」と断るリスト


そこへタールベルクが「どうして、仲間じゃないか」と近寄ってきた時に、ウザそうに手で払いのけ、嫌がるリストの様子が、リアルすぎて好きなんです(伝われ)そういう細かいけれど自然な演技が、れいちゃん(柚香光)のすごいところだなぁと思います



そして、ショパンと歌う「何のために音楽を」


お互いが感情をぶつけ合い、「いいや、わからない!わかってない 俺の気持ちが お前には わかるはずがない!」というリスト


からの、ジラルダンの新聞記事を渡されて目を通すうちに、『アルルカンの哀しみ…』という鋭い内容に心が揺れ動く様に、とても引き込まれます





「神の子供たちもやがては楽園を追放されて、地上に堕ちる星屑になる」


ここのリストの熱唱が、心に響き渡り、いろんな想いが渦巻きます



歌い終わり、「誰にも、わかるはずがないんだ…」「いや…どうして、わかるんだ。彼女には」と、走り去っていく姿に、その後のストーリー展開に俄然興味がわく瞬間でもありました