はい!思いっきりリストロスです
れいちゃん(柚香光)のリスト、本当に役に憑依していて、どこをとってもリストにしか見えなかった
ナマで観たのは千秋楽1回限りなので、全然観たりないし、語るにしてももう公演を観ることが出来ないので、思い出語りになってしまいますが、特に好きな場面を3つに絞って書いていこうと思います
①S17 1866年・修道院での再会~巡礼の日々
子どもたちに連れられて現れたリスト
「なんだ、フランツ!その曲はまだ教えてないだろう?」と話すリストの穏やかな声に、じわっと涙腺が緩み始めます
そしてマリーに気づいた時の、表情が秀逸過ぎて…
マリー「覚えてる?パリから駆け落ちなんてして…あなたはただのフランツ、私はただのマリーだなんて」
リスト「いいや、君は姫で、僕はじいやだった」
この時、マリーの手を取り窓から出ていく後ろ姿、ジュネーブの森で追いかけっこをしている姿、その情景が私の脳裏にパーッと広がってきます
私まで一緒に懐かしむ想いで、このやりとりが本当に大好きなんです
白いお衣裳が、二人の束の間の幸せを表しているようでした
リスト「話そうマリー。伝えられなかった思いを」
マリー「伝えたかった言葉を」
温かな涙が、私の頬を濡らします
このラストシーンのために、もっともっと観たかったなぁ~