おはようございます。まだ夢の中です。余韻がすごいです。きょうは仕事にならないのは間違いないので、仕事前からもう諦めていますあせるあせる




いきなりの長文ですが、よろしければお付き合いくださいm(_ _)m

※多少ネタバレありです







以前ブログにも書きましたが、私は東京公演『アウグストゥス/Cool Beast!!』は7回観劇予定でしたが、結果一度も観に行けませんでした。その前の星組『ロミオとジュリエット』観劇直前から、その兆候が出ていまして…



観劇日が近づいてくると、体調不良になるのです。目眩だったり、吐き気だったり、腹痛だったり…でも、検査しても異常がないので、精神的なものだったと思います(そんなにナイーブじゃないのになぁ)



れいちゃん(柚香光)に会いたいのに、体がいうこときかない…これは本当に辛かったです



なので、今回の富山行きもかなり心配でした。実際、数日前から食欲はないし、眠りは浅いし、また東京公演の時みたいに行けなくなるのでは?…と不安と緊張でいっぱいでした



でも、ここで克服しないと一生れいちゃんの公演を観に行けなくなるかもと思い(大袈裟ではなく、けっこうマジです)、今回は何があっても行くと決めていました



昨日は朝からほぼ1日飲まず食わずでしたが、1月のナイスワーク千秋楽以来、ようやくれいちゃんに会えました(泣)本当に長かった…





と、前置きはこれくらいにして





『哀しみのコルドバ』

作 柴田侑宏 演出 樫畑亜依子



梅芸での公演が始まった頃から、実は2日に1回は過去の花組、雪組の『哀しみのコルドバ』を観ていました(れいちゃんでアレコレ想像しながら~)




きょう、いよいよれいちゃんのエリオが観られると思うと、イントロが流れる中、れいちゃんの開演アナウンスを聞いただけでヤバかったです(涙)



そして、マタドール姿のれいちゃんにスポットが当たると、その凛々しい佇まいに一気にコルドバの世界に引き込まれました



あの吐息まじりの低音ボイス“オーレ”は反則です(心鷲掴み)“キャー!!”と声が出そうになるのを必死にこらえ、でもマスク下の顔はニヤニヤ



エバ(星風まどか)との再会から、昔を懐かしむ二人…ここは、モノローグではなくなりましたね。台詞としてお互いに交わすようになり、この方がしっくりきました



からの、ダンスで愛おしそうに寄り添う二人には、結末はわかっていても幸せになって~と思ってしまいます




れいちゃんのエリオ、緩急自在の台詞が本当に素晴らしかった。エリオなんですよ、どこから観ても



それから、歌声の響きがこれまでより伸びやかで艶があり、ちょっと嬉しいビックリでした



エリオ、エバ、アンフェリータ(音くり寿)、エリオ、エバ、ロメロ(永久輝せあ)との♪エル・アモールは必聴です!!




エリオとロメロの対峙も、秀逸でしたね。ロメロがエバを平手打ちするところ、打ち方が逆(下から上へ)ですよね?これが妙にカッコいい



兄妹と知ってからのエリオの心情、感情、表情、どれをとっても切なすぎました



教会で待つエバに、「全て上手く言った」と努めて明るく話すエリオ…それでも、何かを感じたのか涙するエバを、優しく抱きしめ一緒に闘牛場へと向かう




ラストは、あの高まる音楽の中、スポットが客席を包み込むと、自分も闘牛場の観客として観ているかのようであり



そこに、またプロローグと同じ旋律が聞こえてくると、もうそこからは胸が苦しくて、涙が出てくるし、でも最後を見届けないとと、オペラを持つ手にいっそう力が入りました




エリオが「では!」と言った時の強い決意が、ムレータ捌きの一振り一振りに込められ、向かえたその瞬間




崩れ落ちていくスローモーションの美しさは、柚香光のまさに真骨頂を観た想いです(舞台写真にもこのシーンがあって嬉しい)

倒れて横たわった体が、微動だにしないので、本当に呼吸していないのでは…と、そこにも柚香光の役者魂を感じました




本当にれいちゃんの演技、凄いです。もう凄いしか言えません(語彙力のなさが悲しい)




これまで、『ポーの一族』『花より男子』『はいからさんが通る』等、漫画原作の役がピッタリで当たり役として評されてきましたが、いやいや『哀しみのコルドバ』のような王道宝塚作品、名作こそれいちゃんに相応しいのでは?(いや、どれもこれもれいちゃんが演じたら全部そう思うんですけどね)


 


今は、エリオが一番好きです!!


 


初コンビを組むまどかちゃんとの相性が、ここまで合うとは…確実に相乗効果が表れていました




ひとこちゃんのロメロ然り、ほのかちゃん(聖乃あすか)のビセントも然り…れいちゃんが向き合う相手役を大事にするモットーが垣間見れます




樫畑先生の演出いいですね。エバとロメロの新場面があって、より関係性がわかりやすくなっています

おそらく、これは想像でしかありませんが、れいちゃんは、ご自身でここはこうしたい~とか、演技に対する細やかな希望があったのではないかと。もちろん先生とご相談の上でしょうが、いろんなところにれいちゃんのスパイス、拘りを感じました





今朝のタカニューで、全ツだより②が流れました。お写真どれも素敵!!そして、れいちゃんからメッセージもあり、また会いたさが募ります




あ、初めてのオーバード・ホールですが、音響がいいですね。座席も座り心地いいし、なにしろ駅の目の前で、とっても気に入りました。ただひとつ、トイレの半分が和式ってあせるあせるこれ、うちの地域でも文化センターやショッピングモールでもそうなのですが、なぜこの時代に和式?と思ってしまいます。特に高齢者は、絶対洋式しか使いませんからね





と、話が逸れてしまいましたが、思いの外長くなったので、ショーはまた改めて…








きょうは、いよいよラスト公演地神奈川に向けて移動ですね。皆様どうぞお気をつけて~ギャオ!ギャオ!