付け方2の続きです。



ファスナー端(矢印の辺り)に、ファスナーを押さえるためにミシンで縫う指示がある場合があります。裏地をつける場合は、裏地と縫い合わせるので縫わなくても落ち着きます。


ブラウスなどは、縫い止めた方が落ち着くかもしれません。生地により判断します。


ミシンで縫い止めると、その部分がしっかりとしますが、同時に固くなることにもなるので、風合いを損ねないように考えます。




下止めの金具を青矢印の開き止まりまで上げます。

このままだと動いてしまうので、ペンチで脇を軽く押さえておきます。


最後に半返し縫いのしつけ糸を取り外します。

これで完成です。




表から見て、ファスナーが見えてなければ成功です。



薄地の場合は、下写真のようになります。




最初のファスナーの取り付け位置に関してですが、縫い代が1cmの場合は、上端に合わせると、カギホックをつけて、ちょうど良い位置になります。




コンシールファスナーつけは、難しく思いますが、手順を踏めば、きれいにつけられるようになりますので、苦手意識を持たずにチャレンジしてみてください。