付け方1の続きです。


最初に出来上がり線にした並縫いのしつけ糸を外します。手縫いだとすぐに外せます。



開き止まりまで外しました。



スライダーを一番下まで下げます。

開き止まりより下になります。これが重要です。



下写真のようになっています。

半返し縫いは開き止まりまで、

開き止まりの下までスライダーが下ろせることが大切です。




コンシールファスナーのムシは、内側に巻いているような状態になっていますので、アイロンで起こします。

矢印の辺りにアイロンを軽くなぞるように当てて、ムシを立たせます。


ひとつ下の写真のように、コンシールファスナー押さえは、トンネルのようになっているので、トンネルに入りやすいように立たせます。

家庭用ミシンのコンシールファスナー押さえは、トンネルが浅いので、立たせると楽に縫えます。






コンシールファスナー押さえを使用します。メーカーにより形が違い、別売の場合がほとんどです。職業用ミシンは、下のようなタイプになります。


針は、真ん中に落ちるので、ムシの内側に針がくるように、左右のトンネルのどちらかにムシを入れます。


また、左右とも上から縫い始めます。



開き止まりまで縫います。

縫い始めも縫い止まりも返し縫いをしっかりします。

この時、あまり無理に進めると、縫い目がズレます。



縫い終わったところです。

ムシのきわに縫い目があれば成功です。