今では、1日のうち数時間目を覚まし、リハビリで全身の部位をストレッチしてもらい、毎日を過ごしている。
気道に痰吸入のための管が入れてあるが、あとは何もつけていない。
目を開けている時は、こちらが話していることが分かっている時も多いと思う。
こういう状態でも、植物状態というのだと初めて知った。
元気な時、母は植物状態になったら、管を外してくれ、そんなにしてまで生きたくないと言っていた。しかし母も、身体がほとんど動かないだけで、意思も気持ちも以前ほどではないにしろ確実に存在している状態の今を、植物状態と言うとは知らなかったと思う。
医師に遷延性意識障害と診断された。
交通事故で母と同じような状態になっている人たちが、たくさんいると知った。母は病気なので仕方ないが、交通事故の被害にあってこんな状態になったのなら、本人や家族の悲しみや悔しさはどれほどのものか。
私は母と離れて暮らしているので、1ヶ月に1,2回お見舞いがてら介護の手伝いに行く。明日はその日だ。母に会いたい
