今日も日お疲れ様でしたニコニコキラキラ

 

 
 

前回のブログで、

京都御苑の桜ととらやさんのよもぎ餅の

お話をしましたが、

とらやさんへお邪魔したのは、

醍醐寺のお花見からの帰り道。

そして、京都御苑の後はさらに、

宇治の夜桜へ向かうのですが笑

この長い一日の始まりは

「醍醐寺」から上差し

 

 

JR東海のEX旅先予約で

「醍醐寺伽藍エリア 早朝貸切拝観 

春の特別拝観(1,800円/人)」

を事前申し込みして、

日曜の朝は早起きして

8:00前に醍醐寺に到着びっくりマーク

 

 

今年は開花が例年より遅く

まだ咲いてないのではないかと

半分諦めていたのですが、

総門の前の桜も咲き始めていたので、

これは期待できるかもラブ

醍醐寺の桜は何度も挑戦しているのですが、

一度もぴったりの時に来られたことが無く、

受付場所の仁王門前の桜が

綺麗に咲いてる姿にテンションが爆  笑アップアップアップ

醍醐寺ってこんな感じダウン

3箇所の拝観エリアに分かれていて、

とっても広いんです。


このプランは

西大門奥の伽羅エリアのみが対象ビックリマーク


9:00からは一般拝観が始まり、

受付時に追加で千円払うと

9時以降に

手前の三宝院や霊宝館も拝観できます。

因みに通常3カ所拝観券は1,500円なので、

EX予約の方がもちろん高くなるのですが、

朝の澄んだ空気の中、

比較的空いた状態で拝観できるのは

とても気持ちいい照れ

 

 


仁王門を入ってすぐの一帯は
木が伐採されていてもう何年もこの状態ダウン
お世辞にもきれいとは言えないので、
どうしてこうなっているか
いつも不思議だったのですが、
初めて理由が分かりましたびっくりマーク
これは人為的なものでなく、
平成30年の台風によるものそうです。
あの時は大阪もすごかったのですが、
こんなに大きな被害があったのですね。
1日も早く緑豊かな場所になって、
来られた方の心癒す姿に戻りますように…

私も微力ながらお賽銭で協力アセアセ

 

生命力ってすごいもので、

こんな切ない場所のすぐお隣のエリアには

とても可愛らしい

2色のピンクが合わさった桜が満開ラブ

とっても綺麗キラキラ

醍醐寺は豊臣秀吉のお花見でも有名な場所。

その頃のものなのか分かりませんが、

 色んな桜が植えられています。

 

 

こちらの五重塔ダウンは、国宝ビックリマーク

醍醐天皇のご冥福を祈るために

息子である朱雀天皇が起工し、

朱雀天皇の同母弟の村上天皇の時に

完成された(951年)京都府下最古の建造物。

幾度かの火災や、

応仁・文明の大乱の余波により、

下伽羅堂宇はことごとく

灰燼に帰してしまったそうですが、

五重塔だけは難を逃れ、

天暦盛時の姿を今にとどめているそうです。

私のお写真では逆光で上手く撮れませんでしたが、

朝の太陽が塔を背後から照らして、

桜の花もキラキラ光って

とっても綺麗キラキラ

 

五重塔と桜が一緒に撮れる

こちらのスペースは

人気の写真スポットになっていて

沢山の方が集まっていて、

お写真がなかなか撮れませんでしたが、

 

 

少し離れたこちらからだと
桜と一緒の五重塔とゆっくり撮影できます。

 このお写真が撮れるのは


金堂横の大きなしだれ桜の辺りから。

この枝垂れ桜、

白味がかった花びらが

空から流れてきてるみたいラブ



すぐ近くの鐘楼の横の桜は

濃いピンクで全く違う表情です。


     「醍醐の花見」という言葉を

ご存知の方も多いかと思いますが、

醍醐とはこの醍醐寺で、

秀吉がその最晩年に

三宝院裏の山麓において催した花見の宴。

この翌年の桜を秀吉は見る事はなかったので、

最後の桜となりました。

秀吉は花見に際して畿内から

700本の桜を植え、

三宝院の建物と庭園を造り、

盛大な宴を開きました。


息子・秀頼や北政所、淀君、三の丸など

女房衆1,300人余りが参加した

と言われているそうです。 

驚くのは1,300人の

 花見に招かれたのはほとんど女性ばかりで、

参加した女性たちには

2回の衣装替えが命じられたそうで、

1人3着づつ着物が新調さたのだとか。

衣装代だけでその額はなんと

39億円びっくりマーク

(読んだ記事が書かれた2015年時点の額)

なんとも華やかなお花見ですね照れキラキラ

 

醍醐寺の枝垂れ桜は巨木ぞろいで

桜も華やかで存在感のあるものが多いです。

 

 奥に進むと池があり、

 こちらも一際綺麗です。

 

上のお写真の池の対面から撮ると
こんな感じダウンで、
もう少し桜が咲いたら
さぞ素敵な景色なのでしょうね照れラブラブ

 

 それでも、

朱塗の弁天堂と輪橋が池の水面にうつり、

十分 絵の様です。

観音堂が建つ池の周り一帯は

「林泉」と呼ばれ

下醍醐で最もあでやかな紅葉のスポットで、

 実は、秋も素敵なんです。

 桜の他にも


花が咲き乱れていて、

 緑豊かなのは、

 醍醐寺を流れるこの水のおかげなのかしらはてなマーク


池の奥の木々に囲まれた静かな場所には

綺麗な湧き水が流れていて、

緑豊かでとっても気持ちいい照れ

 この奥の登山口から

小一時間ほど山道を登っていくと、

醍醐寺発祥の地、上醍醐へ到着し、

さらに進ん所に874年の開創以来、

今も湧き続ける醍醐水があり、

現在も飲むことができるのだそうです。



そう言えば、上醍醐へは、

醍醐の花見の1年前の1597年には

豊臣秀吉と徳川家康が下見のために

登山したことがしるされているそうです。


最後に

 

 花咲みくじをひいて、伽羅エリアを出ることに。

 おみくじが書かれた和紙の中には

綺麗なピンク色のお守り鈴が入っていました。

 おみくじは紅葉を選びましたが、

綺麗な 桜を

 ゆっくり堪能させて頂きました。

 

 そろそろ一般拝観の始まりですビックリマーク

入館の方の列が出来ていました。

仁王門の外には

こんな桜の道が広がっています。

 今頃は咲き揃っているかもしれません。

土曜日はお天気も良さそうだし、

さぞ綺麗でしょうね照れ




私達は、一旦休憩して花見団子を頂いて、

後半に備えます(笑)

お茶屋さんがまだ開いてなかったので、

屋台で買って外でいただきました。

至って普通のお団子でしたが、

外で食べると格別笑

腰掛け用の台の前には

桜の木があって、ソメイヨシノが咲く頃には

さらに素敵になっているかも照れ

秀吉が行った歴史上有名な「醍醐の花見」は、

1598年の4月20日だったそうで、

この故事にならい、

毎年4月の第二日曜日に

「豊太閤花見行列」、狂言や雅楽が開催され、

終日境内は賑わうそうです。

観覧席での観覧予約はHPからできます。


 

 

私達はこの後、

秀吉が醍醐の花見の際に復興させた三宝院で、

圧巻の「太閤しだれ桜」や、

秀吉が果たせなかった「紅葉狩り」の

美しい三宝院庭園など楽しんできます。


本日も最後までお付き合いいただき、

本当にありがとうございました。