今日も日お疲れ様でした
前回のブログで、
京都御苑の桜ととらやさんのよもぎ餅の
お話をしましたが、
今年は開花が例年より遅く
まだ咲いてないのではないかと
半分諦めていたのですが、
総門の前の桜も咲き始めていたので、
これは期待できるかも
醍醐寺の桜は何度も挑戦しているのですが、
一度もぴったりの時に来られたことが無く、
受付場所の仁王門前の桜が
綺麗に咲いてる姿にテンションが
醍醐寺ってこんな感じで
3箇所の拝観エリアに分かれていて、
とっても広いんです。
このプランは
西大門奥の伽羅エリアのみが対象
9:00からは一般拝観が始まり、
受付時に追加で千円払うと
9時以降に
手前の三宝院や霊宝館も拝観できます。
因みに通常3カ所拝観券は1,500円なので、
EX予約の方がもちろん高くなるのですが、
朝の澄んだ空気の中、
比較的空いた状態で拝観できるのは
とても気持ちいい
生命力ってすごいもので、
こんな切ない場所のすぐお隣のエリアには
とても可愛らしい
2色のピンクが合わさった桜が満開
とっても綺麗
醍醐寺は豊臣秀吉のお花見でも有名な場所。
その頃のものなのか分かりませんが、
色んな桜が植えられています。
こちらの五重塔は、国宝
醍醐天皇のご冥福を祈るために
息子である朱雀天皇が起工し、
朱雀天皇の同母弟の村上天皇の時に
完成された(951年)京都府下最古の建造物。
幾度かの火災や、
応仁・文明の大乱の余波により、
下伽羅堂宇はことごとく
灰燼に帰してしまったそうですが、
五重塔だけは難を逃れ、
天暦盛時の姿を今にとどめているそうです。
五重塔と桜が一緒に撮れる
こちらのスペースは
人気の写真スポットになっていて
沢山の方が集まっていて、
お写真がなかなか撮れませんでしたが、
金堂横の大きなしだれ桜の辺りから。
この枝垂れ桜、
白味がかった花びらが
空から流れてきてるみたい
すぐ近くの鐘楼の横の桜は
濃いピンクで全く違う表情です。
「醍醐の花見」という言葉を
ご存知の方も多いかと思いますが、
醍醐とはこの醍醐寺で、
秀吉がその最晩年に
三宝院裏の山麓において催した花見の宴。
この翌年の桜を秀吉は見る事はなかったので、
最後の桜となりました。
醍醐寺の枝垂れ桜は巨木ぞろいで
桜も華やかで存在感のあるものが多いです。
奥に進むと池があり、
こちらも一際綺麗です。
それでも、
十分 絵の様です。
観音堂が建つ池の周り一帯は
「林泉」と呼ばれ
下醍醐で最もあでやかな紅葉のスポットで、
実は、秋も素敵なんです。
桜の他にも
花が咲き乱れていて、
緑豊かなのは、
醍醐寺を流れるこの水のおかげなのかしら
池の奥の木々に囲まれた静かな場所には
綺麗な湧き水が流れていて、
緑豊かでとっても気持ちいい
そう言えば、上醍醐へは、
醍醐の花見の1年前の1597年には
豊臣秀吉と徳川家康が下見のために
登山したことがしるされているそうです。
最後に
花咲みくじをひいて、伽羅エリアを出ることに。
仁王門の外には
こんな桜の道が広がっています。
お茶屋さんがまだ開いてなかったので、
屋台で買って外でいただきました。
至って普通のお団子でしたが、
外で食べると格別
腰掛け用の台の前には
桜の木があって、ソメイヨシノが咲く頃には
さらに素敵になっているかも
秀吉が行った歴史上有名な「醍醐の花見」は、
1598年の4月20日だったそうで、
この故事にならい、
毎年4月の第二日曜日に
「豊太閤花見行列」、狂言や雅楽が開催され、
終日境内は賑わうそうです。
私達はこの後、
秀吉が醍醐の花見の際に復興させた三宝院で、
圧巻の「太閤しだれ桜」や、
秀吉が果たせなかった「紅葉狩り」の
美しい三宝院庭園など楽しんできます。