先日、とある方のプロフィールを見ていると、
最後に、「苦手」という項目があった。

確か、「人混み」「自炊」とか、そんなようなことが書いてあった。

その方の経歴の部分を見ていた時は、すごいなーと思っていたのだけど、

「苦手」をみた瞬間、可愛いー♡と親近感がわいてしまった。


最近、つくづく、人の「苦手」とか「できないこと」って、可愛いなと感じる。

特に、誰かの苦手が私には簡単にできることだと、

可愛いいい♡ってなる。

好きなこと・得意なことと同じくらい、いやそれ以上に、「苦手」って、人となりを表す気がする。


そんなことを考えていたら、作家のひすいこたろうさんの名言を思い出した。

「人は長所で尊敬され、短所で愛される」

本当に、その通りだなぁと思う。

欠けている部分って可愛いし、欠けている部分って誰かの優しさが必要な部分だから。

この言葉、20代の私に教えてあげたい。

20代の頃の私は、自分の欠点・短所・苦手なこと・出来ないことを克服しようと必死だった。

とにかく、自分の欠けている部分を埋めよう、補おうと頑張っていて、

出来ない自分をひた隠していたんですよね。

そんな必要ないのになー。
完璧なサイボウグにでもなろうとしていたのだろうか。

出来ない自分は、ダメって強く思っていたんですよね。

当時の自分に会えたら、

愛で、優しさで、

「完璧になるのは、無理だよ♡」って教えてあげたい。


当時、ひた隠しにしていた私の欠点や短所、

変さ・マヌケさ・ダサさ・弱さ

それがむしろ愛されポイントだってことを、教えてあげたい。笑


「しょうがないよねー、これが私だから♪」

そんな風に、明るく、諦めたらいいことを、教えてあげたい。


それがわかるようになってから、

力みが抜けて、肩の力がゆるんで、

自然体の私でいられる時間が増えた。


私は、私の持って生まれた色のままで大丈夫で、

私のカタチのままで大丈夫だと気づけたら、

そう思ってくれる人たちが周りにあらわれて、

生きやすくなった。


「人は長所で尊敬され、短所で愛される」

完璧を求めて、頑張ろうとする心のクセが出たら、

いつも思い出す言葉です。


それでは♪

Have a good one! 

 

プロフィール

        coco

 
【アメリカ在住】エッセイスト/ライター 
30代|夫婦ふたり暮らし+🐕‍🦺 
 
アメリカでのライフスタイル、フォトエッセイを通じて、「日々をより豊かに生きるアイディア」をお届けしています♪