アメリカに住んでいると、
日本ではそうそう出会わない光景に出くわすことがある。
すごく胸に響いた出来事だったので、
あなたに紹介したい。
愛犬と近所を散歩していると
(こんなところ↓)
"Excuse me."
と背後から声がした。
振り返ると、
中学生か高校生くらいの女の子が立っていて、
"Me and my mom providing house cleaning service.
if you need it call the number on the card!"
(母と私で、ハウスクリーニングのサービスを提供しています。もしよければ是非お電話を!)
と、笑顔で名刺を渡して去っていった。
そのはつらつとした笑顔と、
凛とした話し方が印象的だった。
おそらく、彼女は移民なのだと思う。
名刺を渡しにきたのが、お母さんじゃなくて娘の彼女だったのは、
お母さんより彼女の方が英語が話せるからだろう。
私が住んでいるエリアは、
スポーツ選手が住んでいたりと、所得水準が高い。
きっと、誰かにハウスクリーニングの依頼をされてこのエリアに仕事に来て、
ここだったら潜在顧客がいっぱいいると思って、
名刺を渡していたのだろう。
アナログだけど、理にかなっているし、
この子はこんなに若い時から、
こうしてビジネスの基礎に触れているんだな、と感心した。
そして何より、胸を打たれたのは、
彼女のその前向きな凛とした雰囲気だった。
もしかしたら、世間の一般論的には、
彼女は恵まれているとは言えない境遇にいるのかもしれない。
けれど、彼女は自分の人生を悲観しているようには全然見えなくて。
彼女の瞳には、キラキラした希望が映っているように見えた。
自分の人生の舵をしっかりと握っていて、
その輝く可能性に、貪欲に向かって行っている感じがした。
どんな場所に置かれても、
自分の目に希望の光を映して、
自分自身を信じて、
人生の舵をしっかり握るのか?
自分の目に悲観的なものや不満ばかりを映して、
人生の舵を放り投げるのか?
それは、本当に自分次第なのだと思う。
笑顔で去っていく彼女の後姿から、
大切なものを学ばせてもらった気がした。
今日もアメリカならではの出来事から、
学びを一つ♡
それでは♪
Have a good one ;)