今日、愛犬のオル君とお散歩していた時、
目の前を
小さな姉妹とお母さんが歩いていました。
お姉ちゃんが5歳くらい
妹ちゃんが3歳くらい
お母さんは、片手に大きな荷物をもって
もう片方の手で妹ちゃんの手を引いて、
お姉ちゃんは、
一人で二人の後ろをついて歩いていました。
その姿をなんとなく眺めていたら、
ふと、小さなころの記憶がよみがえりました。
「妹の手を握っている、
お母さんの手が欲しかったなぁ。」
私は、長女で、3歳下の妹がいます。
お母さんと、お母さんの手を握った妹が歩く後ろを、一人で歩いているお姉ちゃん。
きっと、この子もお母さんの手が本当は欲しいんだろうなぁ。
なんて、勝手に自分を重ねてしまう。
子どもって、意外と空気読んでいたりするんですよね。
いくら、お母さんの手が欲しくても、
小さな妹の方が、自分よりそれが必要で、
自分が駄々をこねてしまったら、
周りを困らせてしまうだけだって、
小さいながらにわかってる。
のどから手が出るほど欲しいお母さんの手。
けれど、自分がそれを欲しいと言ってはいけないと知っている。
そんなちょっとした体験の中で、
「愛情を欲しがってはいけない。
だって、手に入らないのだから。」
そんな風に心を決め込んで、
その切なさを感じなくするために、
心を凍てつかせていたんだなぁ。
そんな記憶が蘇りました。
きっと、誰にでもあるのではないでしょうか。
小さなころに、凍てつかせた心が。
心を凍てつかせることで、
感じないことで、
自分を守っていたのですよね。
そして、気付かぬうちに
自分の一部となった
心を凍てつかせて「自分を守る癖」が、
大切なものを遠ざけたり、
心が求めているものを認められなかったり、
自分の価値を感じられなくなったり、
生きることに拗ねてしまったり、
人生を諦めたり、
今の自分を苦しめていることがある。
大人になった今、
私たちは自分のことを
自分で愛してあげられる。
本当は欲しかったもの、
切り離して無かったことにしてきた感情、
それらをちゃんと取り戻すことができる。
心を凍てつかせることで、
必死に自分を守っていた
小さな自分を
思いっきり抱きしめてあげよう。
その時の自分が欲しかったもの、
必要としていた言葉で
これでもかってくらいに、
包み込んであげよう。
凍てついた心を、
溶かしてあげよう。
そして、今はもういらなくなった、
心を凍てつかせて「自分を守る癖」から、
自分を解き放とう。
きっと、新しい世界に出逢えるはず♡
それでは♪
Have a good one ;)