なんだかんだいって、自分を一番苦しめているのは、「自分で自分を責めていること」だったりする。

そんな「自分責め」が、スーッと楽に止まる方法をシェアしたいと思います♪

 

「自分責め」って無意識レベルでしてしまっていることが往々にしてあります。

 

現実が思い通りにいかなかったり、心が苦しかったり、罪悪感にさいなまれている時に、

自分の中で交わされている会話に耳を澄ますと、自分が自分を物凄く責めていることに気付かされたりします。

 

そして、自分責めの厄介なところは、自分を責めている自分に気付いて、

「また責めちゃった!」という風に、

自分責めしている自分をさらに責める、という悪循環の落とし穴にはまってしまうこと。

 

私自身も、「自分責めやめようキャンペーン」をして、この落とし穴にがっつりはまっていた時がありました。

 

けれど、ある時を境に、「自分責め」がピタッと止まって、心が本当に楽になったのです。

 

何が起こったのかというと…

 

当時の私は、アメリカに移住して、

 

「一度仕事を辞めてリセットしたい。」

 

「忙しさに忙殺されるのではなく、一日一日を丁寧に生きて、日常を心から味わってみたい。」

 

と思っていました。

 

そして、自分の思い描いていた理想の生活が叶って、とてもHappyなはずなのに...

どこか心から楽しめない。苦しさや罪悪感のようなものを感じている自分に気付いて、「なぜだろう?」って考えました。

 

すると、恒例の「自分責め」がさく裂していることに気が付いたのです。

 

誰も私のことを責めていないのに、自分が自分を責めていた。

 

「仕事をしていない自分は、社会に貢献していない。そんな自分は価値がない。」


「働かないで、のんびりのほほんとしていて、それでいいわけなくない?」

 

などなど、次から次へと出てくる「自分責め」。一度すべてリストアップしてみたのです。

 

さらに、一つ一つの自分責めの項目に対して、

「なぜそう思うのか?」「なぜ責めるのか?」を突き詰めて考えてみました。

 

すると、驚くことに、すべての項目に共通している「自分責めの理由」がありました。

 

それは…

 

「そんなんじゃ、生きられなくなっちゃうよ。」って思うから。

 

「仕事をして、ちゃんと社会に貢献していなかったら、生きられなくなっちゃうよ。」

 

「そんな風にのほほんとしていたら、この厳しい世の中で生きていけなくなっちゃうよ。」

 

そう、自分のことをとても心配しているから、責めていたのです。

 

そして、もう一つ出てきた、「自分責めの理由」。

それは、自分への「期待」

 

「なんで、こんなことも出来ないんだよ!」って責めているけれど、そもそも、自分が出来ないことに対しては、そんな風に思わないんですよね。

 

私の場合、英語は話せるけれど、フランス語は一切話せません。

 

だから、

「なんで英語でうまくコミュニケーションが取れないんだ!」

って、自分を責めることはあっても、

 

「なんでフランス語でうまくコミュニケーションが取れないんだ!」

って、自分を責めることはない。

 

だから、「自分責め」をする理由って、

「自分を守ろうとする思い」と「期待」なのです。

 

そう、つまり「愛」なのです。

 

そこに気付いてしまうと、もう自分を責めようがないし、責められようもないんですよね。

 

「自分責め」は、心を優先しようとしたり、本当の自分を生きようとしたり、夢を追いかけようとしたりすると、特にうるさくひどくなる。

 

そして、その「自分責め」に負けてしまったり、「自分責め」と戦ってしまうと、自分の心が求める方に進む際の、足かせになってしまうし、心が苦しい。

 

けれど、「自分責め」に気付いた時、

「私のことが大切だから、

こんなに心配しているんだ。」


「私は、自分自身に対して

これだけ期待してるんだ。」


「愛だな。」

って思うと、安堵感に包まれる。

 

自分で自分を肯定できるようになるから、自分の心が本当に望む生き方が出来るようになる。すると、日常がとてもワクワクしたものになる。

 

何より、自分の心の中で「戦い」が起きていないって、
自分と自分が手を取り合っていて「平和」な状態って、

シンプルに心が楽。本当に。

 

そして、自分の心の中が平和だと、目に映る現実も不思議と「平和」になるものです。

 

是非、試してみてください♪

 

それでは、Have a good one ;)