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コクピットタカハシの凸凹トリオがお送りする
お客様の為になるカーライフサポートブログです

でもたまにプライベートな趣味話もあったり無かったり…

…どうも…皆様…お久し振りです







4月中旬からでしょうか



大変ありがたい事に

GW前の駆け込み需要と作業依頼が止まらず

昼飯も立って食う程の忙しさ!!




いわゆる多忙って奴ですね!











・休み無し

・飯も食う暇無し














そんなんで



「歳のわりには意外と老けてるね~☆」






































































尾崎です
(5/1現在の著者)















































































さぁ!





今回も色々紹介していきましょう!










先ずはK君のレガシィB4クラッチ交換依頼です







早速バラシて行きたいと思います!






「よーしやってくぞ~!」


「アレとかコレとか外してチャッチャとやっていくんだわ」


「…フムフム」
















「めんどくせぇから明日にすっか!」


「…そッスね~」


















ミッションが降りました

初めて外されるミッションってカッついてて取れなくなってるんですよねぇ

意外と苦労します(笑)














摩耗限度を越えたクラッチディスクと異様な半クラ跡

コレダメヨ!
クラッチヘルヨ!
クラッチヘラスヒトワタシユルサナイヨ!

yurusanaiyo to yurusanaiyo!!






知り合いから譲り受けたレガシィらしく

前オーナーの仕業かな?










大事なミッションはしっかり清掃していきます

降ろしてクラッチ換えて積むだけじゃ芸がない!

車とお客様にも失礼ですし!







ミッション降ろしたついでにノーマルシフターをSTIショートストロークシフターへ交換します












今回のクラッチセットは
クスコのカッパーシングルにクロモリフライホイールでエンジンフィールも変えていきます









仕上げにクラッチシリンダーストロークの調整は必須です!





これからスポーツ走行を視野にいれてるK君

ホイールナットがアルミで危ない(アルミナットは柔らかいので緩むし破断するしネジが痩せていく)
と説明しナットをレーシングコンポジットに交換します

材質がクロモリ硬くて軽いので高回転や衝撃にも緩まず優れものです






仕上げにセンターフィットを実施して走行フィールを上げたら完成です!





さぁクラッチ馴らしたらモータースポーツデビューだ!!!!














一段落したら今度はZ33のクラッチトラブル!!


ウチには
1台クラッチ交換作業が入ると立て続けに2~3台同作業が入ってくると言うジンクスがあります

もうNARETAZE!!










トラブルの内容はクラッチを切ってもギアが入りません

ダブルクラッチでなんとか入る感じ…


シリンダーが怪しいと見てみますが症状のような破損は見受けられず…うーん













らちがあかないのでミッション降ろしてクラッチの確認します


久々に日産のミッションおろしました

RB20~26の頃のイメージで作業するとVQエンジンって凄い楽です




特にセルモーター!セルモーター(笑)






「セルモータ外す時に指吊らなくて済むのよ!これは素晴らしい事だわ…ウフフ…さぁ永遠にお眠りなさい…バン!」












問題のクラッチ切れ不良の原因を探ります…

レリーズ機構は問題なし







クラッチ本体はどうかな~?



むむ?

えらく薄い…新品で4mm厚が3mmしかない…



コレか!!


メーカーに問い合わせしてみた所
摩耗限界は-0.5mとのこと


ディスクが減りすぎてディスクのダストを排泄できずに詰まって切り離し不良と原因が判明!!



ん~なるほど!











































ん?




待てよ?


カバーのバネがへたるより先にメタルディスクが減るってどゆこと?


常に回転してるのにダスト排泄出来ないクラッチディスクってどゆこと?












そんなやわなクラッチキットで良いんかなぁ~?












ちょっと違和感の残った尾崎です













今回は予算を押さえて同種のO/Hキットで対応しました








後はちゃちゃっとミッション積んで完成です!!














本当はクラッチメーカー変えたかったのですが









取り敢えず

これで車両は元気になったのでよしとしましょう!(笑)
























































さて!

忙しさの合間にコツコツと車のお勉強して参ります



ゴルフ5~7等VW車のステアリングが左に流れて行くと言う
よくある嫌~な症状の改善対策を実施しました

色々聞いてみたら皆さんかなり困ってるみたいですね

色々やって改善されず諦めてる人もちらほら…









最近のVW車は電動パワステ

それと基準を定めるステアリングアングルセンサー


要するにステアリング機構はほぼ電子化されています



悪さする原因としてはホイールアライメント不良の機械的な要因と

ステアリングアングルセンサーのセンター不良の電子的な要因



この2つを潰す事によて左流れは改善されます








まず

機械的な要因が大きな場合はアライメント調整を実施します


この作業で機械的に左流れを誘発する要因を全て取り除きます






それでも改善されない
(特に手を離すと必ず一定の角度でステアリングの傾きが止まる場合や右と左でステアリングの重さが違う時)






PCを繋いで今度はステアリングアングルセンサーの補正を実施します


PCゲームと海外サイトで鍛え抜かれた尾崎のミジンコ英語力が進化を発揮します













すると…
























あら不思議!!


手放しで運転しても真っ直ぐ走るご機嫌な車の出来上がりです!!



















気になる方は尾崎まで~