2月27日、菅原天満宮・秋篠寺・法華寺の後、最後に法華寺すぐそばにあります
海龍王寺に行きました
海龍王寺は、710年藤原不比等がここに邸宅を構えるにあたり、付近一帯を治めている土師氏から土地を譲り受けた際、土師氏ゆかりの寺院があり、邸宅の北東隅に残りました
720年、娘である光明皇后がこの邸宅を相続し、北東隅の寺院は「皇后宮内寺院」となります
731年、遣唐留学僧として唐に渡っていた玄昉の帰国をひかえ、無事に帰国を果たし、最新の仏教・仏法を我が国に伝えることを願われた光明皇后は「皇后宮内寺院」の伽藍を整えられます
暴風雨の中、海龍王経を唱え、無事に帰国を果たした玄昉が住持に任じられたことで、聖武天皇から寺号を海龍王寺と定められました
「般若心経」写経発祥のお寺
海龍王寺に残されている般若心経の写経が、般若心経写経の原本として大切にされています
海龍王寺表門
本堂
西金堂
西金堂内に安置されています
五重小塔
4.01メートル(相輪まで2.85メートル)
731年建立
経蔵
奈良に長く暮らしいるのに、奈良の歴史をあまりわかっていないまま過ごして来ました
奈良のことをもっと深く知りたいと思うこの頃です




