こんばんは
今年の10冊目は「宙わたる教室」。
著者は伊与原 新さん。
実はとても聡明なのに、
ディスレクシアだということに
周りも本人も気付かなかったため
負のスパイラルから抜け出せない柳田岳人。
ヤングケアラーだったため学校に行けなかった
日本人とフィリピン人のハーフの
越川アンジェラ。
起立性調節障害であることを
親に理解してもらえず、リストカットを
繰り返していた名取佳純。
中学卒業と同時に東京で集団就職した
金の卵世代の長嶺省造。
様々な理由で定時制高校に通っている4人と
理科教師の藤竹叶が科学部を結成して、
学会で発表することを目標に
[火星のクレーター]を再現する実験を始める…
282ページと、
まぁまぁの長編だったにもかかわらず、
ほぼ1日で読み終えてしまったほど、
引き込まれた作品でした。
昨年NHKでドラマ化されているので、
ご存じの方も多いと思いますが、
私の場合、読み終えてから、
アマプラでドラマを見ました。
原作にはないエピソードや登場人物が
いたりしたけど、ドラマもとても良かった
読みに来て頂き、ありがとうございました。
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同じ作者の[藍を継ぐ海]を図書館で予約したら
221番目
直木賞受賞作あるあるでしょうか