今年の4冊目は「ウクライナ・ダイアリー」。

著者は、ウクライナ人の妻を持つ
日本人ジャーナリスト。
記者を辞め、キーウに移り住んでほどなく
ロシアによる侵攻に遭う。
短期間で征服される…と恐れる著者とは違い、
自分達の自由を守るために、
今も巨大な敵に立ち向かい続ける
ウクライナの人々。

戦禍に暮らす著者が、
記者として、当事者として見た、
自由のために戦う人々の記録です。

 



ウクライナ侵略は、
ロシアの歴史、政治、社会の在り方、
アメリカ、ヨーロッパ、中国との関係を
全て網羅していることなど…
これを読むまで、自分がウクライナについて、
いかに何も知らなかったかを思い知りました。

ロシアが短期間で勝ち、ウクライナを支配する
という大方の予想を覆したのは、
自由を守るウクライナの民の決意と抵抗。
ロシアに取り込まれたくない、
自由で民主的な国に住みたいという思い。
歴史的に繰り返し侵略されて来た
ウクライナ人にとっての独立の重み…

自分が良く思っていない国に侵略されて
自由が奪われて…
その現実に直面しているのが、
今のウクライナの人々。

もし日本で戦争が起きたら…と
想像しながら、
そんなこと起こるはずない…と思う私は
平和ボケしているのでしょう。

自分に出来ることなんて

祈ることくらいしかないけど、
ウクライナはウクライナのままでいて欲しい、
そう思いました。

 

ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録 [ 古川 英治 ]

 

読みに来て頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。
お帰りの際にバナーをクリックして頂けると、
大変嬉しいです。

にほんブログ村 インテリアブログ マンションインテリアへにほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへにほんブログ村

それにしてもロシアの某氏、

どうにかならないのでしょうか…