今年の目標のひとつに掲げた
『1ヶ月に1冊、本を読む』。

子供の頃はたくさん本を読んだのに、
すっかり活字離れの生活になってしまい…
特に小説は、もう何年も読んでいません。
そんな状態なので、月に1冊というのも
今の私にとっては高いハードルなの中、
今年最初に読み終えたのが、この本。



年末にたまたま著者の追悼番組を見て
興味を持ったのがきっかけ。
父親が性犯罪を起こしたことで、
加害者家族になってしまった著者は、
その時点でたくさんのことを諦めてしまった
感があり、中卒で日雇いの人足、

稼いだお金はお酒と風俗に消えるという

不安定な生活を続けていて…

将来に夢も希望も持てず、
それはまるで、苦役の従事のような人生。

タクシー乗車中に意識を失い、
そのまま54歳で亡くなってしまった著者。
もっと書きたいことがあったんじゃないかな。

中卒と言いながら、小説の中には
難しい日本語も出て来て、
勉強は出来なかったと言っていたけど、
読むことと書くことは好きだったんだろうな。

敢えて嫌悪感を抱かせるように
生理的描写が書かれていたりして、
女性にはちょっと読みづらい作品だけど、
他の作品も読んでみたいと思わせる
不思議な魅力がありました。

読みに来て頂き、ありがとうございました。
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森山未來主演で映画化もされてます。