『愛犬詩音通信』200901 詩音が添い寝!!! | Over 50からの色々チャレンジ

Over 50からの色々チャレンジ

4人息子と元保護犬の詩音と暮らすシングル母。息子達の不登校、乳がん、鬱、摂食障害、二度の離婚等、アップダウン紆余曲折。100年人生折返しの50歳から、もっと面白く過ごすチャレンジ中。

我が家の詩音は元野犬の保護犬。
エサやオヤツにもあまり興味なく、
オモチャに至ってはガン無視。
ツンデレで媚びない。
「おいで」って呼んでもほとんど来ない。

そんな詩音が、自ら私の布団に来て朝まで寝たのだ!

事の起こりは、土曜日の朝。
仙台も連日30度を越えてたので、
早目にと思いつつも、末っ子の部活送迎の関係で6時半過ぎからお散歩に出た。
既に太陽も眩しく、「今日も暑いねぇ〜」と言いながら第一休憩ポイントのコンビニへ。
詩音は水、私は梨入り野菜ジュースを1本飲み、パンを半分こして再出発。
チーズ系のパンが好き🥖

なるべく木陰日陰を歩く様にしていても
どんどん日射しは強くなり暑さも増してくる。
所々で水を飲ませ、歩き始めて約1時間半。いつも寄るお寺さんでまた一休み。
詩音の水分補給には気を配っていたのに、自分のは「チーズパンで塩分取ったし、ジュースも飲んだし」と過信していたのだ。
休んでる時に、筋肉痛の様な痛みを全身に感じ始めていたが「仕事行くようになって、散歩の時間も距離も減ったからかなぁ」と自己分析。
休憩が長くなれば、それだけ日が高くなるので、10分位でまた散歩再開。
しかし…身体の痛みとダルさが増して、歩くのが辛くなってきた。お寺から我が家までの道には、ほぼ日陰が無い。刻一刻と強まる日射し、詩音の気まぐれで帰宅まで何分かかるか時間が読めない。この状態で無茶するのはやめようと、次男に車でのレスキュー依頼の電話をかけ、無事5分とかからず帰宅。詩音に朝ご飯をあげた後、どうにも不調だと布団に横になって、やっと熱中症の文字が頭に浮かんだ(今ごろw)
でも、熱中症で筋肉痛?あれ?なんで?こんなに汗かいてるのに寒いの?おかしい?
熱を測ってみると、38度を越えてる。
コロナで言われてる症状の咳も味覚障害等も何も無い。って事は、やっぱり熱中症なのか。水分と塩分が足りなかったんだ。補給して身体を冷やそう。でも寒い。頭にだけヒンヤリ枕しとこう。応急処置して、あとは寝てれば治まるはず!
そう考えてた。
が!夜になっても、熱は下がらずまだ38度後半〜39度後半を行ったり来たり。身体の痛みもキツい。寝返りの度に両手で身体を支えないと痛くて体勢を変えられない。食欲はもちろん無い。水分はなんとか自力で取れるのが幸い。汗でベタベタになってるけど寒いから布団から出たくない。
そんな感じで寝てたとこへ、夜散歩に行く準備をした(首輪&リードを付けた状態)詩音が、散歩を拒否し寝室に入ってきて私の隣にペタンと横になった。「しーちゃん、大丈夫だからオシッコしておいで」というと、手をペロペロと舐めながら私の顔を見てる。「今日は行かないの?」声をかけても頑として動かない。
そのまま一晩、朝まで隣りで寝ていたという話。
夜中に水分を取るのに起きると、顔を上げてコッチを確認したり、寝返りで手が触れると舐めたり、ずっと気にかけていた様子だった。
動物の本能で、「今夜はヤバそうだ!」と感じたのかな。万が一の場合は騒いで知らせるつもりだったのか。それとも自分の散歩のせいだと責任感じてたのか、ただ単に具合の悪そうな私を心配しただけなのか。詩音の気持ちは分からないけど、その行動は本当に嬉しかった。
朝になったら、「おはよう。峠は越えたようね」と言わんばかりにペロペロペロと顔を舐めてから、自分の定位置マットに戻って行き、その後はちっとも来なかった(笑)まだ調子悪かったんだけど、詩音の不安領域からは脱したのかな。

今回、いつもの様に飲み物&帽子無しでも、散歩スタートが朝6時半だからと油断したのが大きな間違いでした。(この日仙台は最高気温が35.8度まで上がった)そして、熱中症は思ってるより簡単になってしまい、想像以上に辛くて苦しい。私の場合もすぐに救急医に行った方が良かったかもという状態だった様です。(コロナを疑われるのが鬱陶しいというのが病院を避けた最大理由)

私の場合は数日で体調回復しましたが、かなり長引く場合もあるようだし、1度なると脱水症状を起こしやすくなるとの話も聞くので、今後はくれぐれも気をつけていこうと肝に命じました。
詩音が添い寝してくれるのは嬉しいけど、写真を撮る余裕も無く可愛がる事も出来ず、ただただ心配させるのはもう絶対に嫌だ。
何もなくても添い寝しに来てくれる日は、いつだろうか。