◆LAST GIGS @東京初日

LAST GIGS
KYOSUKE HIMURO
21.May.2016
@TOKYO DOME
Mucic Voice記事 ⇒ http://www.musicvoice.jp/news/20160522041203/
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東京公演初日。
地方公演のセトリとか評判とか、あまり見ないで参加した。
気持ちを持っていかれたくなくて、そこに想いを馳せることをしなかった。
ボウイ曲が多いってことは、なんとなく知っていたけど。
正直、ワタシもホントにそれでいいのか?と思ったり、
ソロで聴きたい曲もいっぱいあったから、
そっちを多めに持ってきて欲しい願望もないワケではなかった。
でもね、結局どーでもいいよね、そんなの。
今日の席はアリーナ60列。
ブロックの後方だったから、155cmではステージ全然見えない
ステージの高さすらわからず、メンバーの立ち位置が全くわからないwww
なので、スクリーンが唯一の情報源でした。
歓声の反響もまともに受ける位置で、
音も最初全然聞き取れない状況で、
DREAMIN'がはじまっても、すぐにはわからないっていうwww
それでも開演前からのあの大歓声と、シチュエーション、
そして何よりも、とても調子が良さそうなヒムロックの笑顔が、
全てを吹き飛ばしてくれて、、、
開始早々、泣くよね、アレは
終始楽しそうで、アグレッシブで、ずっと笑ってて、
その度に涙腺が緩んだ。
とにかく、東京初日のオーディエンスのパワーが本当にものすごくて、
それにつられた部分もあったんじゃないかな?って思ってしまうくらい。
だから、最初から本当に嬉しそうだったなヒムロック。
「今日来てる連中は、このLIVEのことなんて説明しなくてもわかってると思うけど」
って。
そして、「最後に、、、最後かどうかわからないけど、笑
またベスト盤を出して。
だけどプロモーションに全然協力できなかったのに
(スタッフはきっちりやってたんだろうけど、)
みんなのおかげで、最後にもう一度1位に押し上げてもらって、
本当に嬉しかった」と語っていた。
前半はBOφWY曲が続く。
だけど、そのワケをBABY ACTIONの後、ちゃんと話してくれた。
「JAST A HERO」ってアルバムは自分の中でとても重要で、
当時ブレイク寸前の、子供から大人になっていく微妙な年齢で、
メンバー間の関係も変わっていった難しい時期で、、、
って話の中で、
「別にぎくしゃくしてたワケじゃないよ」みたいなコトも言ってた。
翌日からは、誤解のないように表現を変えて話していたね。
個人の仕事もするようになって、みんな忙しくなって、
それまでは自分が作曲した曲は、メンバーに渡してアレンジしてもらってたけど、
ギターとベースを買って、今みたいなのと違うけど打ち込みの機材も買って、
自分でアレンジしてデモテープを作って。
っていうのを初めてして、あれがなかったら今もこうして歌っている自分はいなかったと思うから、、、
と前置きしてくれた。
「初日大阪ではあまりにBOφWY曲が多くて、
みんなを戸惑わせてしまったり、
自分の調子も良くなくて最後までできなかったんだけど、、、
オレ、何言ってんだ?
脳みそトロけちゃってるよ!!笑」
と本音がポロッと出たのを、ジョークで吹き飛ばしたように感じた。
Twilightの前にも「JAST A HEROに入ってる、ゆったりした曲を、、、」
ってMCがあった気がする。
LOVE&GAMEのアレンジがすっかり記憶から抜けていました、、、笑
(L'EPILOGUEにも入ってるのにね)
IF YOU WANTの後、NEWS ZEROのテーマのオファーをくれたディレクターが、
すごく熱心な人で、社内ではきっと反対もあったと思うけど、
それでもオレみたいなのを押してくれて、とても有り難かったし、
他にテーマ曲を担当してる人たちも素晴らしい人たちで、
そういう人たちと並列にオレも並べてもらえて、とても嬉しかったと。
いろいろ伝えたいことはあるんだけど、
口で話すのは苦手だから、こういうシチュエーションにピッタリの曲があるので、
話すより歌を聴いてもらった方がいいと思うので、、、
ってMCの後。
聴こえてきたイントロに、感情が溢れ出した。
LOVER'S DAY
久しぶりだった。
いろんな場面で、このタイトルを使わせてもらうくらい、
ワタシにとってはとても大切で想い入れのある曲。
嗚咽が止まらなかった。
ココでこのMCの後に選んでくれたのが、この曲で本当に嬉しかった。
どうしようもなく、どうしようもなかった。
ただただ、嬉しすぎた。
そこから続いた、CLOUDY HEART
とにかくビックリした!!!
涙腺が決壊したまま。
この後は本編ラストまで楽しむのみっ!!
最高にカッコイイ!!NATIVE STRANGERで一体となるドーム!!
からの3日間で唯一この日だけだった、MARIONETTE。
もちろん間奏は歌っちゃうよねw
ONLY YOU ~ RENDEZ-VOUS ~ BEAT SWEET
の流れは圧巻!!!
BEAT SWEETで
「We are ✕✕✕!!!」ってヒムロック言ってたんだけど、
よく聞き取れず、、、
ドキドキしてたんだけど、ホントはなんて言ったのかな?
PLASTIC BOMBからのWILD AT NIGHTが
最高潮の盛り上がり!!!
ソロ定番曲になったWILD ROMANCEのシンガロングから、
27年前にこの曲から始まったってヤツを、、、
ANGEL!!!
氷室FANにとっては、きっとみんな特別なこの曲。
節目節目に歌詞を変えて、いつだってこの曲が共にあった。
今夜は
臆病ものにはなりたくはない ~ HIGHER THAN HEAVEN
と歌われた。(結局、3日間全て別Ver.になったね)
ANGELの曲入りには、会場いっぱいにシルバーテープがキラキラと舞って、
それを追いかけたら転びそうになったりしたけど、
そこに描かれた文字を見て号泣して、初日はちゃんと歌えなかったよ。笑
KYOSUKE HIMURO LAST GIGS THANK YOU ALL FAMNS
最後に花火がバンッ!!!と鳴って、華々しく本編終了。
アンコールは先にヒムロックが一人で登場。
不器用な人間で、人とうまく馴染めなかったりして、変わったヤツだったんで、
12歳位の頃に、オレはまともな大人になれるのかと心配になったこともあったんだけど、
まともな大人じゃないかもしれないけど、笑
こうして35年間、大好きな歌を歌ってこれたのはみんなのおかげだと思ってます!!
辿り着きたい場所に、辿り着いたかなって、まだ2日残ってるけどそう思うよ
て。
すごく嬉しいコトバを聴けた。
ヒムロックがそう思えていることが、本当に嬉しかった。
泣
こんなワガママなオレをずっと支えてくれているメンバーを
この静かな状態で紹介したいな、、、と。
日本人じゃないけど気心の知れたチャーリー、
性格が似ててメンタルをいつも支えてもらった女房役、西山さん、
忙しくてなかなかオファーしても受けてもらえないこともあったけど、
今回は弾いてもらえて嬉しいって言ってた大島さん、
俺にとってはすごく大事なHIGHER THAN HEAVENツアーから入って、
コイツもオフの時にはLAに来てくれてオレのメンタルをカバーしてくれた、DAITA、
BORDERLESSってアルバムから参加してくれて、才能のある男です、YT。
あっちで(上手)オレの一番核の部分を支えてくれている、マニピュレーターTessey
て、メンバー紹介があって。
いつもことあるごとに、HIGHER THAN HEAVENツアーを大事なツアーだと言ってくれることが、
とても嬉しくて。
ワタシの人生の分岐点。
あのツアーはワタシにとってもすごく大切なツアーだった。
そして、このシチュエーションにみんなに贈るピッタリの曲だと思うので、
というようなMCから、The Sun Also Rises
切ないけれど、前を向かせてくれる強い曲。
からのまさかの(個人的にね)魂を抱いてくれ
やっぱり、2003の郡山を思い出してしまう。
浸っていたらいきなりB・BLUEで、若干ポカン。笑
いや、大好きなんですけどっ!!!
やっぱりドームには外せないのかなw
NO.NEW YORK!!
間奏で上手花道に行っていたヒムロックがセンターに戻ってくると、
DAITAの足元に跪いた!!!!!
ギターソロでのこの絡みが!!!
カッコ良すぎて泣くっていう、、、
NYって泣く曲じゃないって。笑
とにかくカッコ良すぎた。
多分、この3日間でも一番って言えるくらいカッコイイ場面でしたっ!!!
ギターソロが終わってもそのまま跪いて歌う姿が、
これがまたカッコイイ!!!
そして、Wアンコール。
バンドメンバーが先に出てくると、最後にヒムロックが登場。
スカジャン!!!カッコイイ!!!
VIRGIN BEATの照明がとてつもなくキレイでカッコ良くて!!!
そんで、この曲の間にラストはあの曲だなって、思ったんだよね!!
ちょっと意外だった、ROXYを挟んで、
最後にこれからの季節にぴったりなヤツを!!みたいなコトを言って、
SUMMER GAME!!!!!
そーでした!!この曲がなきゃ、終われない!!!
と歌に入った途端、歌えなくなってしまったヒムロック。
今日の会場全体の空気感がそうさせたのか、
でもその空気をつくったのもまた、ヒムロックの笑顔とパフォーマンスで。
感極まって歌えなくなってた。
ドームは広いけど、スクリーンがその表情をしっかりと映し出していた。
オーディエンスが代わりに歌う。
こっちだって感極まって、歌にならない歌だけど、
ヒムロックに届くように、感謝を込めて思いっきり歌った。
前にもこんなことがあったね、、、
後ろを向いたりして気持ちを整えて、
何度も何度も歌いだそうとするヒムロックだったけど、
なかなか歌いだせず、、、2番くらいからかな、歌いはじめたのは。
この日、ずっと笑顔だったヒムロックも
この時だけはとっても悔しそうな表情をしていた。
そういえば、どこかでスローな曲が続いて、
センチメンタルになりそうな時に、
「今日は最後までキッチリ歌いたいんだ」って言ってたもんね。
終演後、REVOLVERが会場に流れ、
FANのコメントがスクリーンに流れる。
どうにもこうにも、涙が止まらなかった。
そんな、感動的な東京初日。
気持ちとパワーに溢れた、素晴らしい夜だった
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-†- SET LIST -†-
01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN
03. BLUE VACATION
04. TO THE HIGHWAY
05. BABY ACTION
06. ROUGE OF GRAY
07. Welcome To The Twilight
08. ミス・ミステリー・レディ
09. 16
10. LOVE&GAME (Re-mix)
11. IF YOU WANT
12. LOVER'S DAY
13. CLOUDY HEART
14. PARACHUTE
15. Warriors
16. NATIVE STRANGER
17. MARIONETTE
18. ONLY YOU
19. RENDEZ-VOUS
20. BEAT SWEET
21. PLASTIC BOMB
22. WILD AT NIGHT
23. WILD ROMANCE
24. ANGEL
【ENCOREⅠ】
25. The Sun Also Rises
26. 魂を抱いてくれ
27. B・BLUE
28. BANG THE BEAT
29. NO.NEW YORK
【ENCOREⅡ】
30. VIRGIN BEAT
31. ROXY
32. SUMMER GAME