◆映画『復活 尾崎豊』

映画「復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20」
尾崎豊生誕祭スタンディング上映会
29.Nov.2012
@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
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12/1 から2週間限定で上映される、「復活 尾崎豊」
公式HP⇒http://www.ozaki-cinema.com/
1991年5月20日横浜アリーナのLIVE映像を1時間半に編集された映像。
尾崎が復活した、その日である。
今夜は尾崎 豊の47回目の誕生日。
プロデューサーの須藤氏を迎えて、特別の先行上映会。
しかも、今夜は特別にスタンディングOK!!の上映ということで、
絶対観たいと思った。
読売記事⇒http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/mnews/20121130-OYT8T00823.htm?from=tw
尾崎が逝去した当時、ワタシは高校1年生だった。
中学に入って、尾崎を聴くようになった頃、
彼は逮捕され、メディアに姿を現すことがなかった。
ただただ、彼の音楽に、哲学に、生き様に心惹かれ、
尾崎の音源を聴きまくったあの頃。
映像を観るコトなんて、田舎の中学生には思いつくはずもなく。
初めてちゃんと彼の歌う姿を観たのは、
夜ヒットで太陽の破片を歌った時だった。
尾崎の訃報をTVの前でボーゼンと聞いていたのを、今でもよく覚えている。
あれから、20年。
その間、ワタシが映像を観ることなんて、
TVのほんの1曲とか、そのくらいで。
いろんなLIVEに行くようになっても、彼のステージングを想像もできなかった。
先日、ラフォーレミュージアムで開催されていた、
「尾崎豊 特別展 OZAKI20」に行って、
最後のブースで映像が流れていたけど、
あまりピンと来なくて。
デモとか、未発表音源のラジオブースで、
彼の声を聴いている方が、しっくりきたし涙もした。
それでも、1度は観たいと思った。
彼のLIVEを。
そして、この夜。
スタンディングOKで、OZAKIコールも、拍手も、大合唱も、
LIVEそのものだった。
開演に先立って行われた、須藤さんのトークショー。
1991年5月20日、久しぶりにステージに立つ尾崎は緊張していたと。
LIVE直前はいつも、須藤さん以外は誰も楽屋に入れないのだそう。
この夜も。
だけどはじまってみたら、禁止されていた場所まで走って行って、
お客さんを煽ったり、ステージを降りてみたり、
危険かもしれない行為も、その時のスタッフまで高揚させていたんじゃないか、
と。
その映像はしっかりと映し出され、
横浜アリーナが、完全にLIVE HOUSEと化していた。
ファンは尾崎の近くへ、より近くへと走りより、
フェンスじゃなく、当時のVTRでよく見るように、人がフェンスとなって、
波のような観客を抑えていた。
何度も、何度も、言葉を探しながら話すMCも、
やんちゃに笑う笑顔も、壊れそうに繊細なイメージも、
生きることに実直な、26歳と思えない、あの音楽と。
カッコ良かったなぁ。
本当に。
オープニングから、ずっと、鳥肌が止まらなくて。
ずっと、LIVEで聴いてみたかった、大好きな十七歳の地図。
尾崎を知った曲。
泣けて泣けて仕方なかった。
だけどその涙は、彼が生きていない哀しみとは違う。
ハッキリ、そう言える。
初めて観た、尾崎豊のLIVEに震えていたのだ。
ワタシが。
誕生
BIRTH というアルバムが発売になった時も、
本当に素晴らしいと思った。
愛息子が生まれ、そして生まれた曲で、
生きているすべての者の曲で。
そしてLIVEでのこの曲は、ワタシの想像なんか軽く超えていた。
アンコールの手拍子をし、会場中でOZAKIコールが起こる。
スクリーンの、その中の光景と同じように。
そして、I LOVE YOU に続いて、
これまでほとんど発表されることのなかった、シェリー。
須藤さん曰く、この曲は尾崎にとっても特別な曲で。
いつも、ちょっとオカシくなってしまって、
これまで映像にも収録してこなかったと。
この曲を歌う尾崎を見るのが、辛くなって観れなくなってしまうのだと。
今回は敢えて、みなさんにも観れなくなってもらおうと、入れました。
と、冗談まじりに仰っていた。
終演後の楽屋の様子、ラストのカーテンコールまで収録されていた。
無邪気な笑顔まで。
尾崎豊というメディアが作ったカリスマではなく、
一人の人間の、真っ直ぐに生きた様。
どうぞ、その目で確かめてください。
ワタシの人生の一番ドン底を、
表裏の自分の感情をどうしていいかわからず、
彷徨っていた時代。
尾崎の音楽はまさに、代弁してくれていたんだと思う。
こんな風に、ありのままに生きたいと願っていたんだと思う。
"新しく生まれてくる者よ お前は間違ってはいない
誰もひとりにはなりたくないんだ
それが人生だ わかるか?"