◆HORN AGAIN TOUR FAINAL!!!@ZEPP SENDAI |

◆HORN AGAIN TOUR FAINAL!!!@ZEPP SENDAI




HORN AGAIN TOUR FINAL!!!!

the pillows


24.Jul.2011

(3/20分の振替公演)

@ZEPP SENDAI

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とうとう、本当のツアーファイナルですっ!!!
3ヵ月越しの。

一旦区切りが付いてから3ヵ月。
また、あの曲たちが聴けるのか・・・と
なんとも不思議な気分だけれども、すごく嬉しくて楽しみだった。

最初から、気合い入りまくりのステージング、
否が応でもそれは伝わった。

ズルイよ・・・て言いたくなるほどの、
想いがギッシリと詰まったアンコール。

涙、止まらなかった。

何度も何度も、言葉に詰まりながら歌いきったさわおサンは、
すごくカッコ良かったよ。
震災について、ほとんど語らなかったけど、
全ては曲から、パフォーマンスから伝わってた。ホントに。

素晴らしい夜デシタ。
立ち会えたコトに感謝。

詳細は明日にでも。
とりあえずセット。

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*追記しましたっ(7/26)

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仙台はいつも来ていたから、そんなに間が空いた気がしなかったけど、
去年の10月以来なんだ、ワタシ。
そんな風に思えるほど、仙台駅前の風景は、以前と変わらないほどに回復していた。

お祭りとオールスター戦が同じ日にあって、
人がいっぱいで。
みんなお出掛けの装いで。

ファイナルだと言うのに、3カ月遅れて来たツアーの仙台公演は、
物販も長蛇の列。
青森も盛岡も平日だったから、
東北各地から、沢山のバスターズが集まったんだろう。
もちろん、東北以外からも。

3/20と記されたチケットを持って、入場。

このツアーの中でも、仙台が何気に一番っていうくらい
番号が早かったんだよね。
2列目で待機。

BGMも変わらず、どこの会場とも一緒だ。

開演予定時刻の15分前くらいからチューニングが始まる。
今日は日曜だし、定刻スタートになりそう。
と思っていた通りに、ほぼ定刻で暗転。

Limp tomorrow のイントロをSEにメンバーが登場。
大歓声に迎えられて、最後にさわおサンが登場!!
そのまま、リンプへ。

この曲、大好きで。
このスタートが心地いい。
また聴けて嬉しいよ♪

Give me up!で、ガツンと盛り上がる!!
中央からのプレスが若干あって、男の子の壁が隣にできて、
ずっと背伸びしないと見えないカンジだったけど、苦笑

空中レジスター まだ序盤だというのに、
さわおサンの動き、ヤバイ!!
ものすごい気合いの入り方だと思った。

神様が逃げた 不完全な地球上で~

やっぱりグッときた。


さわおサン:「みんな元気ー?
ちょっと遅くなったけど、、、音楽をやりに来たよ!
今日は楽しもう!」

もう、そんな一言で充分な雰囲気。

Purple Apple の間奏、
さわおサンとPeeちゃんのギター合戦で、
ものすごい歓声!!
楽しかったな~♪

さ:「ワーンツー、ワンツースリーフォー」
の入り、なんかイイよね~、Moon is mine

そして、Sad Fad Love
この曲のギターフレーズ、大好き。
落ち着くのに、キュンってする。


さ:「ローソンの・・・からあげクン・・・レッド、
知ってる?」

って、この言い方がゆっくりで可笑しい。
しかもいきなりだよっ!笑

バスターズ:「美味い!」

さ:「美味いなぁ。
ローソンの・・・からあげクン・・・レッド、
の入浴剤があるの知ってる?笑
昨日、買って入ってみた。
もー今日は犬とか猫に大人気なんじゃねーの!と思ってたら、
フツーの入浴剤でした。ただ真っ赤でな。ゲルマニウム的な。」

淳サンを見る。笑
からあげ並みに黒い・・・ってコトだったと思われるw

さ:「オマエ、あれだろ~
お父さんに・・・」

淳サン:「子供の頃から地黒だったんですが、
夏に日焼けコンテスト(?)とか出ちゃうぐらいで。
それが、2~3年前に父に、『オマエなんでそんなに黒いんだ?』
って言われて。笑
オマエが産んだんだろー!
ま、産んだのは母ですが、今かよ!て話で。笑
からあげクン BLACKです!爆」

バ:「ブラックー!!」ウケた。笑

さ:「若者と、そしてさらに若者へ。」ってComic Sonic

この曲、やっぱカッコイイわ!!

夢をみるって不思議だな 叶う前から煌めいて

からの、 Biography
って、素敵な流れだね。

さ:「じゃ、ちょっと前のラブソングを。オレンジ・フィルム・ガーデン!」
この曲の、淳サンのコーラスが絶品!!

Lily,my sun でまたキュンっ笑

チューニング後、暗闇の中、何やら団扇を持って前に。
わさお団扇だ!

わさおー!!!
スポットが当たって、すごい歓声。笑

さ:「青森から盛岡に移動する日に行ってきたよー!
でもあの、オレの中では、
(よく映画なんかで再会して抱き合うシーンみたいなのを再現w)
わさお~! さわお~! 抱き合う!みたいな、
感動的な対面を想像してたんだが・・・
実際は意外とデカくてな。手を出さないでくださいとか書いてあって。
可愛いんだけど、ちょっと怖い・・・みたいなな。笑
飼い主かあさんもイイ人でなぁ。
音楽関係者じゃないし、紹介されて一応サングラス取って挨拶したらさ、
『あら、アンタいい男じゃないの!』って言われて。笑
あの菊地商店?てイカ焼きがメインなのかな?」

バ:「菊谷商店!」

どうやら、さわおサンが間違っていた様子。

さ:「ん?菊谷?
オレ何て言った?
後で切腹しまーす。ニコ 」



さ:「イカも美味いしな。
シンちゃんなんて、ここで飼われたいって言ってたよ。笑
そしたら飼い主かあさん、『わさおより可愛がるよ~』って!
さっきオレにいい男って言ったのに!
シンちゃんにちょっとジェラシー。笑」

・・・

さ:「オマエ、コメントなしかよ!」

シンちゃん:「あのー、だってね、すごいでっかい家を建ててあげてんですよ!
だったら、ワタシが飼われたら、もっと大きな家を・・・
建ててくれんじゃねーかな、と。笑」

ソコですか?
さすが、シンちゃんw

さ:「このツアーの前半では、みんなオレにわさお情報をメールとかでくれるから、
いらないから!って、
わさお情報、さわおはいりません!
て言ってたのに、今ではわさおに夢中です!」

すっかり和んだね。

さ:「オレとキミたちの、夢物語の歌を!!」
って、カーニバルへ。
やっぱ人気あるねー、この曲。

サードアイのイントロに、否が応でもアガる!!
もう条件反射だよ。笑
さわおサン、拳をあげてくれたね。

Brilliant Crown のラストの叫びが、痛烈に響いた。

EMERALD CITY の後、メンバー紹介。

淳:「私、宮城生まれなんですが、両親はまだ宮城に住んでまして、
昨日親父がちょうど誕生日だったので、
プレゼントなど買ってですね、実家に行ったら、
親父、自分にプレゼントを買っていまして、
それがiPhone!今年70何歳の・・・」

さ:「ざっくりだな!」

淳:「72かな?の親父がiPhoneデビューしました!」

さ:「すごいな!」

淳:「で、それを聞いた後、私のプレゼントは、、、ステテコ!」爆

さ:「あはは!その情報(iPhone情報)、後から知りたかったね。」

淳:「そーなんだよ。」

いつもと順番が変わって、次は、

シンちゃん:「昨日、私山形の、赤木沢?温泉というところに行ってきまして、
途中の鳴子温泉で乗り継ぎ1時間待ち!笑
でも鳴子温泉駅は足湯がありまして、
足湯があれば1時間なんて全然苦ではありませんでした。
なので、こんどは赤木沢でなくて鳴子温泉に行きたいと思います。
宮城サイコー!」

そっか、昨日ピーズで最上ロックフェスだったんだよね。
お疲れサマです。


Peeちゃん:「ステテコは今、キテるらしいですよ。いいと思います。
ま、それは置いといて。笑
いろいろありましたが、やっと来れましたー!
さっきも言ってたけど、遅くなったけど、
皆さんに会えて本当に良かったなぁと思います。
残り少なくなってきましたけども、最後までね、悔いのないように、
楽しんでくださいね!」

さわおサン、深く頷きながら聞いてた。

そして、そのままMovement へ。

My forward movement

forward って、さわおサンが拳を胸に当てて歌ってた。
ここからはじまる、前へ、前へ・・・そんな気持ちが溢れてるみたいに感じたよ。

そして、怒涛のラスト!!

圧巻のその未来は今!!!
サイコーすぎるっ!!!
もー動きが凄かった!

最後、思いっきり叫んだよっ!!!


さ:「C'mon LITTLE BUSTERS !!!!!」

クルと思ってた。
知ってた。
けど、このイントロですでにグッときた
嬉しかった。

バスターズみんなで大ジャンプの大合唱!!!!!
すごい声だったよね。

さわおサンもグッときていたんじゃないかな?
最初のところ、一瞬だけだけど、言葉に詰まって歌えなくなったように見えた。

バスターズのステージに向かう、ピロウズと向かい合う気持ちが、
そのまま会場を埋め尽くしてて、
ものすごい一体感だった!!!

さわおサン、途中のコーラスだけになるところ、
モニターに登って、みんなを見てたね。
Peeちゃんと、シンちゃんと、淳サンと、バスターズみんなで歌ってさ。

ものすごく綺麗な景色だっただろうな。

本編ラスト、Doggie Howl
サビはすでに大合唱に近い。笑
楽しかった!!!


アンコール。

さわおサン、下手でグータッチ。
微妙に届いたような届かないような・・・笑
中央からのプレスの波がすごくて。
そして、戻る波も凄かった
でもおかげで前に隙間ができたよ。ラッキー


さわおサン、ギターをもたずに紙をもってマイクの前に。

さ:「あ、告知ってフツー曲の後か?」

って紙を置いてギターを持つ。
バスターズは、みんな気になっちゃって。

バ:「なーにー?」「気になる~!」
言ってたら、

さ:「なんだよ!でもみんな知ってるヤツだと思うよ。」

ってアラバキとオッサンの告知。

さ:「去年やった60sを、今年はみんな忙しくてさ、1箇所だけ、仙台でやります!
オッサン達が集まるよー!」

ものすごい歓声と共に、告知の紙を置きに行って、
誰かが、わさおー!て叫んだら、
ジェスチャーでワンワンとか言って笑わせた。


そんで確か、何も言わずに始まったと思う。
弾き語りから入るVer.

あぁ~どんなに寂しくても誰も迎えに来ないよ
(このフレーズからだったかな?感動しすぎて覚えてないw)

当然、大歓声があがって・・・と共に涙腺が緩む
アガった拍子に最前にスルリと入りこめてしまった。

バスターズみんなの、大合唱で続くフレーズ。

さわおサンの声は途切れ途切れ。感極まってた。
頑張って歌おうとするけど、途切れてしまう。
イントロの最後、さわおサンの代わりにバスターズの大合唱が鳴り響いた。

扉の向こうには 約束なんてない でも行こう 生まれ変わる朝が来た

アナザーモーニング!」て、さわおサンは叫んだと思う。
バンドが入ってからは、堪えて最後まで歌いきってたかな。

今夜、ココで、アナモニを選んだ。
ピロウズが一度終わりかけた第一期。
ウエケンさんが抜けて、解散の危機を乗り越え、もう一度スタートをきる時に作った曲。
そんなこと思いだしたら、尚更。
響いた。たまらなく。

嬉しかった。
もう、この曲で、全部伝わった。
コトバなんていらない。
バスターズにはわかるよ、さわおサン!!!

ワタシまで勇気湧いた!
ありきたりだけど、本当に勇気が溢れたんだ!


そして、続いたのは、、、Fool on the planet

堪えきれず号泣
この前、ソロで聴いてから、バンドでまた聴きたいと切望していた曲。
嬉しかったー!や、嬉しすぎるだろっ!!コレ。
ありえないよ、こんなの。ズルイw

そしてまた、大合唱になってた。
そうだ、仙台はいつもみんなで歌う。
それはいつも、自然発生で気持ちいい大合唱。
東京じゃクレームになりそうな笑
でも仙台はいつも大合唱になる。
それはそれは、素晴らしい雰囲気なんだよね。

悲しみの底で 光る優しさに 何度も僕は包まれてきた


今夜、さわおサンは震災のコトについては、ほとんど語らなかったけど、
曲で、パフォーマンスで、全部伝わったと思う。
本当に。
最初から気合い入りまくりのステージングだったよ。


メンバーが袖に戻ると、会場にはドギーハウル
みんなで歌って。

ダブルアンコール。

さ:「ありがとー!楽しかったか?
とにかく、みんなに会えて良かったよ!」

鳴り続く拍手。
アチコチから飛び交う 「ありがとー」の声。

さわおサンはたまらず俯いて、堪えようとして。
さらに大きくなる拍手の嵐に、
「止めろ止めろ」って言いながら、堪えて。

後ろに戻ってタオルで顔を拭いたり、水飲んだり。
マイクの前に戻ってきて、はじめようとするも、拍手は鳴りやまず、
また後ろに下がったりして。

メンバーも会場を見据えて、じっと気持ちが整うのを待ってた。

やっと呼吸を整えて、
さ:「生きてまた会おう!
ワン・テュー・スリー・フォー!」

ファイブ・シックス・セブン・エイッ!!!

もちろん、 No Surrender

生き延びて また会おう!!!

さわおサンの叫びに、大歓声で応えるバスターズ。


ラストにハイブリッド レインボウ

あぁ、もうダメだ
とっくにダメだけど、ほんとダメだw



間奏とか、もうカッコ良すぎっ

昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる

バスターズみんなの「ありがとー!」って言葉に送られて、
メンバーは袖にさがる。
さわおサンも、マイクで話したりはしなかったけど、
「ありがとー!」って言いながら。

ワタシはなんか、言っちゃいけない気がして言えなかったんだよね。
東北の、地元のみんなのモノだと思って。


でも、素晴らしいしか出てこないくらい、素晴らしかった

メンバーがいなくなっても、アンコールは鳴り止まない。
しばらくして、終演のアナウンス。
アナウンスの後、ひときわ大きな拍手喝采が、会場を包んだ。
それが、今夜の答えだったと思う。


ありがとう。
あの場所にいた、不器用な生き方の千数百人のバスターズは、
確実に前を向く気持ちを受け取った。

そう、思えた。

ピロウズ、本当にありがとう。

* * *

-†- SET LIST -†-

SE.~Limp tomorrow (イントロ)

01. Limp tomorrow
02. Give me up!
03. 空中レジスター
04. Nobody Knows What Blooms
05. Purple Apple
06. Moon is mine
07. Sad Fad Love
08. Comic Sonic
09. Biography
10. オレンジ・フィルム・ガーデン
11. Lily,my sun
12. カーニバル
13. サードアイ
14. Brilliant Crown
15. EMERALD CITY
16. Movement
17. その未来は今
18. LITTLE BUSTERS
19. Doggie Howl

【ENCOREⅠ】
20. Another Morning
21. Fool on the planet

【ENCOREⅡ】
22. No Surrender
23. ハイブリッド レインボウ