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Helike

わたしのミューズはニンフだった.



わたしはあの人をみても涙もでないし、感情はどこにいったの?とすこしだけとまどったけれど、二人が帰って仕舞った夜に、とんでもなく苦しかったのであんしんした。


けれどもあんなに痛い思いはもうしたくはないなあ


とつぜんのことでわたしの感情はやっぱりついていけてなかった。のかもしれない。

なんだか体だけがとつぜんいたいいたいといいだしてこまってしまった。


白黒の服を着てるんるんとまっすぐ歩いていくキボムさんをみたとき、わたしの中の海がぶわわっと大きく揺れるのを感じた。そしてその波がそのままめんたまから出てきてしまいそうだったけれど耐えた。


わたしは斜め上からそれをみていた。


カラフルな服を着て、両手を大きくあげて、くるくると回るステージの上でニコニコと立っているキボムさんをみたとき、わたしのおなかの方にいるちいさい生き物がからだの中で飛び跳ねている気がした。知らないうちにわたしもとびはねていた。


わたしは斜め下からそれをみていた。(そして彼に斜め上からみられていると錯覚した)


いつになったらまっすぐあんたと向き合えますかね


一日何回呼吸して、瞬きして、いればいいの?

そんなルールがあるならわたしきっと守るから、おしえて


わたしがこれからどれだけずっとあなたをみていても、わたしのめにうつるあなたはわたしの角膜が一生にうつす姿の一割にも満たないでしょうね

さびしい


あんたの視界の隅で生きていきたいけれど、それすら出来ないし、わたしの視界の隅にも、いないね。

脳みそのスクリーンにはずうっとあんたがうつっているのに。

まぶたをとじなくてもそこにいるのは君です。



さびしいね

もうすぐ誕生日だねすきだよ


はやめにいっておきます


ハッピーバースディ


わたしはこんばんはやくねむります