わたしがあした死ぬならさ、わたしはなにをするかしら。
きみをずっとみていたの。二時間か、それくらいの少しの時間。
今世できみのちかくにいっしゅんでも存在することなんて、きっとないとわたしはおもっていたのです。
来世までまたなくても、わたしはたしかにきみのちかくに いた ね。ただ、物理的に。
ただいただけ。
「あ、素敵ね。」
わたしはそれでなっとくしていた。きみのすがたはいつもと変わらなかった。
わたしはそれだけで満たされていた。他になぁんの感情ももってはいけなかった。
それがはぁとを守るすべだった。
それを知って仕舞ったわたしはもう、
きみが死んでも泣いてはいけないって言われたい。そうでなければきみが生きていなければいいのに、嘘だけど、生きていてくれなきゃ困るけど、ねえ嘘よ、ずっとずっと生きてね。そういう存在にきみが居てくれればいい。
きみもふつうに恋をしてふつうにチュウをしてふっつうに結婚して、愛なんてことばに惑わされるのでしょう?
わたしがあした死ぬならさ、きみを探していいですか。